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記念すべき第100回凱旋門賞 ~過去10年の血統傾向~

皆さん、こんにちは。

今週のフランスは『凱旋門賞』ウィークですね‼️
日本からはクロノジェネシス、ディープボンドが挑戦。
タイプ的には、近年挑戦した馬の中ではチャンスがありそうな気がしないでもありませんが、そう甘くはないのが凱旋門賞🤮
もっとも、いまの時代、逆に欧州からジャパンCに遠征してきたとしても、まず出番は無いでしょうが😅
(いや、出番を与えないと言ったほうがいいかもしれない)

2400メートルながら広大な敷地を活かしたワンターンのようなコース形態。
細かいアンジュレーション(起伏)があったり、単純な高低差に関しても、日本で一番高低差がある中山コースの2倍。
それがロンシャン競馬場。
そりゃあね……まるっきり別競技と言っても過言ではないです。
斤量も重たいし…。
現地の天気も崩れがちの季節ですが、せめて良い馬場で走らせてあげたいですね☀️

さて、ブログでは予想しませんので、血統だけでも参考になればと思って早見表を作ってみましたので、これを基に血統考察をしていきますd(^-^)

※海外競馬も血統もそんなに詳しくありませんので、にわか野郎の戯言かもしれませんが(笑)

【父・母父】

ご覧のとおり、好走馬の多くは『ダンチヒ系』(主にDanehill系やGreen Desert系)、『サドラーズウェルズ系』(主にGalileo系)を父・母父に持っていることがほとんど‼️

近年はかなり顕著な傾向が出ています🤔

例えば昨年の勝ち馬であり、一昨年の3着馬であるソットサスは、父はヌレイエフ系ですがGalileoを内包していて、母父はDanehill。いわゆる"ガリデイン"と呼ばれる配合でしたし、
2017~2019年に連対しているエネイブルのような『Galileo × サドラー』といった、濃すぎるだろ‼️と言いたくなるサドラークロスや、
昨年の3着馬ペルシアンキングのような『Green Desert × Danehill』というダンチヒクロスなど、
とにかくダンチヒとサドラーを二重三重に重ね合わせたようなパッキパキの配合💪が非常に目立ちます。
一方、サドラー系かダンチヒ系の父に『ミスプロ系』の肌を配合した好走馬が目立っている箇所がありますが、ロンシャン競馬場ではなくシャンティイ競馬場での開催だった2016年と2017年に3頭が集中しているかたち。
ロンシャン開催ではそこまで強調すべきではないのかもしれません。

【母母父の系統】

まず目に付くのは『ネバーベンド系』を持っている馬が非常に多いことですね🤔
そのほとんどがShirley Heightsということなんですけども、つまりはMill Reefの血🩸
Mill Reefといえば、今から40年前の凱旋門賞馬。
先ほどのGalileoもそうですが、時代は変われど"凱旋門賞馬は凱旋門賞馬から"なんでしょうかね。
この他、ニジンスキーやヌレイエフはもちろんのこと、米国型のストームバードでさえ入ってきます。
『とりあえずノーザンダンサー』といった格好。さすがはフランス凱旋門‼️

これらを踏まえて、欧州調教馬で特に血統的に注目したい馬を5頭ほど挙げておきます。

ブルーム🏇(武豊騎手騎乗予定馬)

父はGalileo系のAustralia。
(欧州馬なのにオーストラリアと突っ込みたい)
父の母が2004年の凱旋門賞3着ウィジャボード。
つまり、クロノジェネシスのお父さんであるBagoが勝った年の3着馬ということになります。
その他、母方にもノーザンダンサー系を何本も持っていますので、少数派ではありますが母父・母母父でいえば2018年の2着馬シーオブクラス…のような感じ。(ニュアンスね)
ちなみにこの馬だけ文が長いことに特に意味はありませんが(笑)
武豊騎手が騎乗するとのことですから、これはこれで応援したいですね。

ラヴ🏇

父がGalileo、母母父がDanehillということですから、ガリデイン配合。母父もヌレイエフ系。ノーザンダンサーだらけというのは悪くないと思います。

バブルギフト🏇 ⬅️⭕なかなか

父がNathaniel(つまりGalileo)、母父もダンチヒ系であり、母母父がニジンスキー系。個人的には凱旋門賞のベタな配合なのかなという印象。実力は微妙…なのかもしれませんが。

イチオシ‼️◆ティオーナ🏇💯

個人的にはこの馬に血統面で100点を与えたい。
父は2009年の凱旋門賞馬Sea The Stars(ダンチヒ系)、母父は1999年の凱旋門賞馬モンジュー(サドラー系)の血を引いていて、更に母母父がShirley Heightsということで1971年の凱旋門賞馬Mill Reef(ネバーベンド系)。
『THE凱旋門賞血統』という感じ。これは推すしかない。

アダイヤー🏇

母父Dubawiは、さほど強調できないにしても、父がガリデインのFrankel、母母父ニジンスキー系ですから、人気どころの中では一番良い面が多いかなと思います。


その他想定人気上位の欧州調教馬について

◆タルナワ
母父にケープクロスは入っていますが、父がストームバード系のGiant's Causewayというのは随分とガツンと来る……。
母父もロベルト系ですから、近年の凱旋門賞の血統傾向からは少し外れて気味。
◆ハリケーンレーン
父はFrankelですから、例によってガリデイン。そこは良いと思いますが、母方はそんなに強調材料はありそうで無い気がしますね。
ノーザンダンサーは何本も持っていますけど、ちょっと奥深いような……?
◆スノーフォール
母父がGalileoということ以外、血統的には日本馬と変わらないのが正直なところ。
ディープ産駒という点に於いては応援したい気持ちは無くは無いですけど、あくまで欧州調教馬なので……もし勝ったとしても複雑な気持ち。

日本から参戦する2頭に関しては、当然のことながら強調ポイントは多くありません。
強いて言えば、クロノジェネシスがBago産駒ということくらいで……🤮

ただ、不可能は無いですからね。
いつか日本馬が必ず勝つ時は来るでしょう。

それが今年だと良いなぁと思っていますが、まずは、無事にレースを終えてもらって無事に帰国してもらえれば、ですね😃

今回の記事はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました‼️

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