一口馬主クラブ経験者の回顧録 その1

まず、(当たり前かもですが)一口馬主は馬に出資できなければクラブの会員にはなれません。

ですが、私が申し込んだ際は(今でも?)一口馬主バブルと言われるほどクラブの人気が高かったのを覚えています。

人気がなく、1次募集で枠が余った馬に出資し、ひとまずクラブの会員の資格を得られれば良し!というイメージで、本当に出資馬を吟味し、申し込みできるのは会員になって2年目以降(2年目以降でも簡単に希望する馬に出資できる訳ではありません)と言っても過言ではないほど狭き門でした。


1次募集で全ての馬の枠が埋まり、馬に出資(会員にすらなれない)できないケースもあります。

出資できなかった方はまた、来年頑張ってね、ということになります。

但し、数あるクラブの中でも人気が異なるため、主に血統・預託厩舎や生産牧場等の要素をまったく気にしなければ、会員になれるクラブもあります。

比較的新しくできた一口馬主クラブは、入会しやすいイメージがあります。

中でも、私は比較的人気があると思われる、キャロットクラブとシルクホースクラブの会員に1年目からなることができました。

そもそも、一口馬主を始めるかどうかで2年ほど悩みました。パンフレット等の資料を取り寄せて、自身の収入でやりくりできるのか、一体どれくらい費用はかかるのか、辞めたいときに辞められるのか、大損したらどうしようか等不安を挙げれば、きりがありませんでした。


入会を希望した2つのクラブは、競馬場でもよく出走馬を見かけ、活躍馬が多く、勝負服もカッコいいと思っていたので選択しました。

一度に2つのクラブに入会するというのは金銭的に大丈夫か?という不安もありましたが、今がチャンス!と思うことにして、思い切って2つとも申し込むことにしました。

お金を出すからには妥協したくない!と思っていたので、クラブ選びには迷いはありませんでした。

※実は本格的に一口馬主を始める前にDMMバヌーシーという出資口数が多く、ランニングコストがかからない(現在はどうかわかりません)クラブに出資していたことがありましたが、そのことはまた別の機会に書くことにします。

今後は、私が出資していたキャロットクラブとシルクホースクラブでの出来事や最終的な収支について触れていきたいと思います。

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