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1704年10月、宝永地震(江戸時代の南海トラフ地震)のホロスコープを読んでみた

毎日投稿111日目。今日は、江戸時代の南海トラフ地震である宝永地震が起こった日時(西暦1707年10月28日14時)のホロスコープを読んでみようと思います。

世間はすっかりコ〇ナのことで頭がいっぱいですが、地震がくる確率が減ったわけではありません。

規模や被害の詳細はWikipediaをご覧頂きたいのですが、マグニチュードが8以上、震度7の揺れが太平洋沿岸の広範囲にわたって襲い、5m以上の大津波も襲来したのです。それが現代の日本で起きたら、、「想定外」という言葉では語れない大惨事になります。

◆ホロスコープを読んでみた

西暦1707年10月28日14時、震源に最も近い和歌山県串本町でチャートを作りました。1枚目は通常のチャートですが、2枚目はトランスサタニアン(天王星、海王星、冥王星)の天体を抜いたチャートです。1707年当時は天王星の発見以前なので、土星が太陽系で最も外の惑星とみなされていました。

2枚目の土星までのチャートですと、蠍座の個人天体のコンジャンクションの他に、乙女座木星と双子座土星のスクエアしかないので、味気ない感覚を覚えます。

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特筆するべき点は以下の4つです。

①太陽、水星、金星、火星が8ハウス蠍座に集中している。

②金星が天秤座から蠍座へサインチェンジしている。

③水星と火星がサビアンシンボル蠍座7度でタイトにコンジャンクション

④冥王星がサビアンシンボル獅子座25度でDSCの真上

①に関して言えば、蠍座サインは8ハウスのテーマと直結しているので、8ハウス蠍座という組み合わせだけで、「死」や「遺産」という意味が強く出ます。そこに太陽、水星、金星、火星の4天体が集中しているので、大震災によって政治、経済、文化などが破壊されることに繋がったのでしょう。

②ですが、

関東大震災(1923年)→火星が獅子座から乙女座へのサインチェンジ直後
阪神淡路大震災(1995年)→冥王星が蠍座から射手座へのサインチェンジ直前
東日本大震災(2011年)→天王星が牡羊座から牡牛座へのサインチェンジ直前&海王星が水瓶座から魚座へのサインチェンジ直前

天体がサインチェンジする時には、大地震が発生する場合が多いです。平たく言えば、金星は海王星の下位互換の天体なので、トランスサタニアン発見以前の世界では、金星が8ハウス蠍座にインするのは何らかの大きな意味を持っていたはずです。ちなみに、日本史で習う華やかな元禄文化は、この宝永地震で終焉を迎えました。

③は水星と火星がコンジャンクションするとやはり攻撃性が強くなりますし、④については獅子座の冥王星がDSC上にあると、社会の仕組みにおいて破壊と再生が起こるのでしょう。

◆最後に

歴史上の出来事のホロスコープを読む人は、実はあんまりいないです。個人的には興味深いですし、考察のし甲斐もあるので、どんどんと記事にしていきます。

過去の災害や戦争発生時のホロスコープを読むと、当たり前ですが、火星と他の天体がハードアスペクトか、タイトにコンジャンクションしているパターンが多いので、ご参考までに。

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