見出し画像

オーガニックって何だ? 健康志向、グルメな方にも読んで欲しい

最近「オーガニック」って言葉よく耳にしませんか?特に健康志向の方

自然食品店、オーガニックスーパーにはもちろん、スーパーにも少しずつオーガニック商品が増えてきました。

そこで皆さんにオーガニックとはそもそもなんだ?健康に本当にいいのか?という疑問を持ってもらいながら解説していこうと思います

オーガニックとは

化学合成された肥料および農薬を使わない農法。

これによって環境に負荷をかけない、自然との調和を目指す農業。



オーガニックは環境配慮のため

注目して欲しいのは「化学合成された」「環境に負荷をかけない」です。

つまり、天然に存在する農薬・肥料を使うことを許されているということです。

例えば、だったり

オンラインショップで見つけたオーガニック栽培に使える殺虫剤では

バチルス チューリンゲンシス菌の生芽胞及び産生結晶毒素

なんてものもありました。

僕はこの成分がどんなものかよく知りませが。

あくまでオーガニックは環境への負荷軽減が主な目的なんです。

画像1


JAS有機について

画像2

(農林水産省ホームページより引用)

このマーク見たことないですか?これがJAS 有機認定の証です。

・定められた農薬30種類、40種以上の肥料、薬剤、資材以外を使用しない

・科学的処理(例えば燃焼)によって、農薬などの物質を変化させること

・遺伝子組み換え技術を用いないこと

などです。

詳しくはリンクの農林水産省のPDFへ(長文)

これもまた決められた種類の中で農薬肥料、薬剤等が使えます。


このJAS有機には農産物以外にも、肉魚類およびその加工品もあります。(オーガニックコットンやコスメの認定はまだない模様)


オーガニックの問題点

現状でのまとめるとこんな感じ

・農薬や肥料の種類は決められていても使用量は明記されていない

→結果として、JAS有機だろうがなんだろうがオーガニック製品にどんな肥料、農薬が使われているのか消費者にはほぼ分からない

・クオリティは生産者次第

→「オーガニック」という肩書きで終わりかねない。

・健康にいい、美味しいという偏見

全部が全部美味しいわけではないです。作り手次第、味もそれに伴うと思います。


さいごに

読んでいる方へのお願い

オーガニックだから全て美味しい、健康だとは思わないこと

体験談へのリンク貼っておくのでこちらを読めばわかりやすいかと


あくまで農薬肥料の制限があり通常の栽培法よりリスクが小さい程度に考えてください。

本当に健康に気をつけたいなら自然栽培(無肥料無農薬を目指す農業)を考える方がいいと思います。

・オーガニックを選ぶなら信頼できる農家、お店を選ぶこと。







ただ今、食と持続性のある社会を伝えられるお店を計画中です この一人の大学生の取り組みに共感していただけたら幸いです