仕事の振り返り(2022年5月21日)
今週は、久しぶりに充実した1週間でした。
ちょっとしたトラブルはあれど、毎日仕事に打ち込めて、なかなか楽しかったです。おかげで疲れも溜まりましたが、金曜日夜にレイトショーを観に行ったり。
週末は外出予定でしたが、諸事情あって自宅近辺で過ごすことに。また来週から元気に仕事に打ち込めるよう、体力と気力の回復に努めます。
では、今週の振り返りです。
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1週間の振り返り
5/16(月):
息抜きの間にSNSを辿っていたら、0.8秒と衝撃というバンドが「新作を出す」という情報を得ました。2017年に残念ながら解散してしまったのですが、いまも色褪せることのない素晴らしい音楽を作っていました。
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彼らの初期曲「ビートニクキラーズ」には、こんな歌詞があります。
音楽も抜群にカッコイイのは言うまでもないのですが、こういう気持ちで仕事に臨んでいきたいものです。
ミッションやビジョンが不明瞭でも、どんな作品が出来上がるかの確証がなくとも、「とにかく音楽を作りたい」という情熱を感じます。
バンドのフロントマン・塔山さんは、最初に作品をつくったとき、100万円単位の金を製作費として注ぎ込んだそうです。当然のことながら黒字化など狙っていないでしょう。生き様として、言葉にできない勝算があっただけ。いや、勝算もなかったかもしれない。
事業計画書に落とし込めない、個人の思い。いま、彼がどんなことを考えているのか分かりませんが、少なくとも僕は、彼の音楽やライブを鮮明に記憶しています。それもまた、素晴らしい成果だと思うし、その行為が讃えられる社会であると良いなと思いました。
5/17(火):
今月は雨が多い。
普段からよく自転車に乗っているので、天気の傾向は把握しやすい方だと思っています。「晴れ」の日もあるけれど、しれっと雨が降る日が続いているような気がしています。
昨日に続いて、自宅そばのカフェで仕事をしました。
ふと、時間の使い方が下手だなと感じ、以下のnoteを一気に書いてみました。「速さ」がいつだって正しいわけではないですが、ときどきは時間管理を意識しながら仕事に向かいたいと思います。
noteで紹介した「Time Timer」というアプリが使いづらかったので、この日から「ルーチンタイマー」というアプリを使っています。
5/18(水):
映画「シン・ウルトラマン」をようやく観ました。
庵野秀明さん、樋口真嗣さんのチームの作品なので、全ての演出に意図があると感じながら鑑賞しました。映画を観ながら書いたノートのメモは、いつになく膨大に。観終わったときには、相当疲れていました。
その後、近くのカフェでパンフレットを見ながら復習を。監督を務めた樋口真嗣さんはインタビューでこんな言葉を発言しています。
つまり「シン・ウルトラマン」は、いわゆるエヴァやウルトラマンの既存ファンだけに向けた作品として作られてはいないということ。
それは当然といえば当然なのですが、あれだけのキャリアを有している彼らの制作意欲に、改めて、強い感銘を受けた次第です。
5/19(木):
時間を区切りながら、細かくタスクを消化していました。
ここ数週間、苦心していた記事制作にも目処が立ちました。近々、公開できるのが楽しみです。
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また気管支の不調により、更新がストップしていた読書ラジオ。ようやく、新しいエピソードを更新することができました。
今回配信したのは「岸見一郎とアドラー」。全4本のうち、2本を紹介しています。ベストセラーとなった『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』の著者の最新刊とともに、改めてアドラーの本質を考えました。良ければぜひ聴いてみてください。
5/20(金):
今週も、羽田良之さんのエッセイを公開しました。
教師である羽田さんが「相変わらず◯◯さんは考えていることが深いね」「その進路選択は◯◯さんらしいですね」と生徒に対して伝えてしまったことが記されています。
それって普通では?と思うのですが、羽田さんは「わかったような態度」だと自戒しています。一見、生徒への愛情に思える行為も、相手をいたずらに評価することにつながってしまう。
こういったことを日々考えている教師に教えを請えることは、生徒にとってすごく幸せなことだと感じます。エッセイは翌週で最終回を迎えます。どんな内容になるか楽しみですし、それを公開して、社会と共有できるのはこの上ない幸せだなと。「ふつうごと」も、しっかりと育てていこうと思います。
Keep(良かったこと、今後も続けること)
今週はなんといっても、「ルーチンタイマー」を使い始めたことが良かったです。音楽やラジオを聴いていても、過度に干渉しない仕様になっており、すんなりと日々のルーティンに潜り込ませることができました。
ただ、時々使うのを忘れてしまうこともあります。(いまも、実は使っていませんでした)
スピードアップと習慣化のため、しばらくは、しつこいくらいアプリを起動するようにしたいと思います。
Problem(悪かったこと、今後はやめること)
タスク単体へのスピードアップは図れたのですが、プロジェクトごとの事業進捗にはバラツキがありました。アプリ「Todoist」の更新もおざなりになってきたので、週末で諸々予定を再調整したいと思います。
おざなりになることは、ある程度「仕方ない」ものと思いつつ。定期的に自分の仕事の仕方を見直しながら、早め早めに挽回できるような状況にしていきたいです。
Try(次に挑戦すること)
今週は、家族と一緒に22時就寝を続けました。金曜日のみ深夜まで仕事をしてしまったのですが、早めに寝ると、翌日の体調がとても良いなと。
なので来週も引き続き、ルーティンを大切にしながら、タスクを淡々と消化できるよう心身を整えていきます。起床就寝、食事、運動、それぞれを意識しながら規則正しい生活をベースにしていきたいと思います。
月初の課題に対して
月初の課題は、
・アイデアを企画にする
・決算の準備をする
になります。先週から歩みが止まっているので、来週こそは動かしていけたらと思います。5月も下旬に突入。しっかりとやり切りたいと思います。
学び、辛み
ノートに書く、というのは、やっぱりすごく大切だと思いました。
EvernoteやGoogleドキュメントでも、メモ的に残すことはできます。しかしアナログのノートであれば、雑な思考だったとしても自由に書き殴ることができます。デジタルだと、ある程度まとめないといけないのですが、文字の大小だったり、色の使い分けだったりで、メモが乱雑だったとしても見やすかったりします。
アイデアをまとめたり、映画を観ながら感想を書き留めたり、記事や読書ラジオの構成案をまとめたり。
用途は多岐にわたりますが、不思議と「ノートだと、まとめづらい」というケースはないわけで。それだけでも、アナログのノートを活用していく意義があると思いました。
ちなみにノートを使い始めるきっかけは、前田裕二さんの『メモの魔力』を読んでから。だいぶ自分流にアレンジしてしまっていますが、色ごとのペンの使い方など、だいぶ参考にさせてもらっています。
まとめ
先週木曜日に、新しいMacBookを購入しました。
以前のものは2017年1月に購入した「MacBook 12インチ」という、いまとなっては珍しいモデルでした。1kgを切る軽量タイプで気に入っていたのですが、充電がしづらかったり、動作がモッタリしたりということで。
まあ5年経ちましたし、買い替え時期としては妥当だったといえます。
新しいMacBook Airは、さすが最新版ということで、動作もスムーズです。安い買い物ではありませんが、思い切って買い替えて良かった。「正解だった」と胸を張っていえるよう、仕事も頑張っていこうと思います。
おまけ:「成長可能性に関する説明資料」の雑感
今週読んだ資料は、日本電解株式会社です。
茨城県筑西市に本社があり、2021年6月の東証マザーズ上場までに60年以上を要している日本電解株式会社。「電解って何?」ということから始まり、なかなか馴染みのない事業だなという印象です。
日本電解株式会社(2022年5月17日)
まずは日本電解が行なっている「電解銅箔」とは何でしょうか。
これだけでは良く分かりませんが、「銅箔」と画像検索すると、少しだけイメージが湧いてきます。銅箔としての用途には種類があり、日本電解では、車載電池用(売上比率66%)と回路基盤用(売上比率34%)のふたつが主力事業として成り立っているようです。
こういった業界では、賃金水準の安いアジアで代替されてしまうリスクもありますが、市場占有率が1〜2%に過ぎない「ハイエンド・スーパーハイエンド市場」のみをターゲットとして絞った上で事業展開しています。差別化ができる上、市場は23.7%で伸びていく。明快な事業戦略だといえます。
伸びているのは車載電池用です。最終製品としてEV(Electric Vehicle)とHV(Hybrid Vehicle)になっていきますが、そこでのリチウムイオン二次電池として日本電解の車載電池用銅箔が使われています。
かなり順調で、先日発表された決算では、前期に比べて営業利益、経常利益ともに2倍に伸ばしています。各種指標が安定して推移した他、変動要因のひとつである銅価格の相場変動が安定したこともプラスに働いたのだと思います。
一方で、2022年度の業績見通しは暗いようです。現時点で売上は現状維持、赤字転落しないまでも営業利益と経常利益がそれぞれ大きく落ち込む見通しになっています。もうひとつの変動要因である自動車生産が落ち込んでいるため、受注量も減ってしまうという想定のようです。
全体の印象として、変動要因がいくつかあるものの、仕入れや販売に関してリスク分散できるポートフォリオを保持しているような気がしました。
決算報告書では「自動車生産が減速、電池メーカーひいては当社受注も減少し始めました。さらに、お客様の地震被害の影響もあり、この第1四半期の販売は低調となっております。ただし、ここが底と考えております」とあります。第1四半期、第2四半期の日本電解の事業推移を注視することで、社会全体の景況についても何かしら読み解けるような気がしました。
なかなか馴染みのない会社でしたが、色々学びがあって良かったです。
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