032みんなのコミュニズム

『みんなのコミュニズム』訳者・橋本紘樹さんコメント

「コミュニズム」がどんな理念で、どんなふうに役に立つのか、きちんと説明することって難しい。
この本はまず、とっても面白い物語でそれを伝えてくれる。
後半のエッセイは、難しい言葉が並んでいて少し厄介。
でも、世界の見方を変えてくれる知的な材料にあふれている。
「コミュニズムなんてきれいごとだし、時代遅れ」、って思う人もぜひ手に取ってほしい。
相手の戦略をしっかり知っておかないと、批判もできないんだから。

橋本紘樹(ドイツ文学・思想研究者)


『みんなのコミュニズム』
いまの世界、マジ限界。
次の「私たちの、私たちによる、私たちのための」世界をつくるためのささやかな物語。

蔓延する資本主義リアリズムを打破して次の道を思い描くために必要なセオリーは「コミュニズム」!
でもさ、それってだいじょうぶなの?サヨクってヤバくね……?
ってほんとかな。

ドイツの人気アクティビストがシンプルな物語で力強く「ラディカルな夢を見ることは可能で、価値があること」を教えてくれます。ドイツ、スペイン、アメリカでもミレニアム世代を中心に熱狂的な支持を集めたコモンの物語が、あなたに「革命」の勇気を与えてくれるでしょう。

みんなのコミュニズム この世界はどう変わるの?ちょっとしたおはなし。
原書: KOMMUNISMUS
ビニ・アダムザック(著)
橋本紘樹(訳)
斎藤幸平(企画・翻訳協力)
榎本俊二(イラスト)
発行:堀之内出版
B6変型判/144ページ/並製/価格 1600円+税
ISBN978-4-909237-46-0 CコードC0098

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