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今回 ガンの再発を経験して


【はじめに】

昨年【悪性リンパ腫】を発症しました。

一般的に、悪性リンパ腫の再発率40%と言われていますが、今年に入り再発しました。

【悪性リンパ腫】

血液細胞(血液中に存在する細胞)の中の “リンパ球” が癌化する病気です。

今回【寛解】と云う言葉を知リました。

【寛解】
一時的あるいは永続的に、がん(腫瘍)が縮小または消失している状態のことです。
寛解に至っても、がん細胞が再びふえ始めたり、残っていたがん細胞が別の部位に転移したりする可能性があるため、寛解の状態が続くようにさらに治療を継続することもあります。
確かに、今回 治ったと思ったのは「この状態(寛解)が続けば」と云う前提があればだと思う。

【がん患者の心理】

がん患者は、自分が直面している現実と世間一般に言われる情報(エセ情報も含む)に満たされない気持ちを抱く。

【医師の心理】

医師は、患者さんが「つらい病気と向き合う中で、医師は患者さんに対してどう接するか!?」

【患者・医師双方の葛藤】

患者として・医師として 双方の葛藤がある。
癌細胞が、体内でゼロになることを期待するのではなく、癌細胞が残っていることを受けとめた上で、それが悪さをしないように「うまく長く付き合うこと」を目指す。

『がんとともに、自分らしく生きる』
高野利実 著 きずな出版 (2016.04.01.)

【自分らしくとは?】

『がんとともに、自分らしく生きる』

『気持ちがラクになる』

① “治療のために生きている”のではなく、“自分らしく生きる”ために治療する。
② “今ここにある医療”は10年前の“夢の医療”。最大限の活用を。
③ 治療する目標を意識し、治療のプラスとマイナスのバランスを考える。
④ 腫瘍マーカーに一喜一憂しない。体が感じる変化の方がずっと重要。
⑤ 根治は目指さなくていい。“いい状態で長生き”が目標。

【X (twitter)】高野利実

2024.07.13.
2024.07.15. 追記