【④フリーランスに直行すべき人編】卒業して直接フリーランスになるの、あまりメリットないような気がする
おはようございます!
全ての人に「心の居場所」がある安心安全な職場づくりのお手伝いをして、従業員満足の向上・離職率の低下・業績アップなどの課題解決を実現する、"ほりけん"こと堀口 研です!
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クレーマーについて考えるときによく言われることですが、世の中の人の99%くらいって、良いと思っていることや特に不満を感じていないことについて「何も言わない」んですよね。
だから、全体の1%いるかいないかの「声を上げる」クレーマーの印象が強くなり、あたかもたくさんいるような印象を受けてしまう。
これって、組織勤めについても同じことが言えると思うんです。
日々、SNSやリアルなつながりでの「仕事」や「職場」に関するみんなの発言を見ていると、その多くが文句だったり愚痴だったりします。
「うちの会社、ここが良いんだよねー!」とか「俺の上司が最高でさ!」とか、そんなワクワクするような話はあまり聞いたことがないと思います。それは多分、「良いと思っている/不満を感じていないことについて何も言わない」という日本人の性質からくるものなのでしょう。
この問題についてはまた改めて触れますが(ほんの少しの工夫で解消するだけで、職場の雰囲気がガラッと変わりますよ)、組織勤めの良いところはあまり触れられないな~と思って、始めたこの連載。
一旦、今日で終わりにします。少しでも、就職するかフリーランスになるか迷っている就活生のお役に立ったら嬉しいです。
卒業後、就職せずにフリーランスに直行するべき人
結論から言うと、自分がフリーランスとしてやりたいと思っている仕事に「自分ではないといけない理由」があるかどうか、で判断するのが良いと思います。あれば、フリーランスになるという選択肢もアリ。
これは、僕自身が独立を決めて、職場に辞意を伝えたあとに周りのフリーランスの先輩方から言われて焦ったことでもあります。笑
もし、あなたが企業の担当者で、とある業務を委託する先を探していたとします。
探した結果、フリーランスのAさんと、格安で請け負ってくれるBという会社があり、どちらも同程度の内容を同じ納期でやってくれるとのことですが、どちらを選ぶでしょうか?
……多分、Aさんの側によっぽどの選ぶ理由がない限りは、B社を選びますよね。同じ内容を安く出来るなら、当然です。
フリーランスで仕事の価格を下げるということは、自分自身のブランディングにも影響してしまうと言われています。体力のある会社と金銭面で張り合うのは、あまり賢くなさそうです。
そうなると選んでもらう理由、つまり「自分ではないといけない理由」が無いといけません。
この点については、僕もかなりギリギリだと思います。
研修講師としては、
・ほめ達認定講師(北海道ではまだ少ない)
・25歳中間管理職時代に、ほめる・認めるマネジメントで、短期間で実績を残した
・教育部門に移ってマネジメントノウハウを指導し、現場の人が実績を残した(再現性あり)
・少し特殊な業界にいた(=「業界を知っている人」というポジションで話ができる)
このあたりが「自分ではないといけない理由」に該当すると思うので、これらをいかに磨いて、お役に立つかという感じです。
独立にあたって「見込みが甘かったな~」と痛感する日々ですが、これもまた楽し、です。最近ご無沙汰だった、じわじわくる"ピンチ感"に、今は毎日ワクワクしています。これをどう乗り越えようかと…!
一旦この連載は終わりにして、明日からはまた別の話題に戻します!
そろそろYouTubeのチャンネルも開設して、皆さんの「心の幸せ」を実現するためにちょっとお役立ちする、そんな情報をお伝えしていけたらと思っています。
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