塀の中と外の時間の流れ

気が付けば11月を迎えて年末年始モードになりつつあります。

塀の外に出て3年目も慣れたものなのでしょうか?

時間の流れが早過ぎて何をしてきたのかをnoteにこと細かく書いてる余裕がありません。。。

それだけ刑務所の中は同じ事の繰り返しで周囲から受ける刺激も少ない為に

服役中は食事の献立表や貸与される刑務所生活の手引きと呼ばれる冊子や刑務所にいる間に守るべきルールが書かれた遵守事項の冊子の内容を

鉛筆や黒のボールペンで大学ノートに書きまくってたのが嘘の様に活字を書かなくなりました。

娑婆(シャバ)は刑法を犯したり他人とトラブルにならない限りは最低限の経済力とやる気と時間があれば多少の事は何でも出来るので暇な時間が極端に少ないです。

それだけ今の日本のスマホが当たり前になったネット社会は情報が過剰なのです。

スマホに関して言えば月額の固定費と通信料金さえ支払いが滞らなければ

LINEを始めとする無料のメッセージアプリ(SNSたち)や5ちゃんねるのような掲示板サイトにYou Tubeやニコニコ動画のような動画サイトやスマホ向けのソーシャルゲームと暇を潰すツールは山の様にあります。

現代社会は起きてる間のほとんどをスマホやテレビやパソコンなどの電子機器の画面とにらめっこをするのが普通になっているせいで今の自分には時間がいくらあっても足りません。

前回の投稿から自分に関する事で何があったかを羅列すると

手帳が3級から2級に上がり自立支援の月額の限度額が10000円→5000円になり

夏の東京オリンピックがコロナ禍の中で日本で開催され

2回目の刑の満期日が過ぎて

コロナウイルスのワクチンの接種を2回受けて

秋の彼岸の墓参りをして

10月からの煙草の値上がりを受けて金策に走る日々に勤しみ

障害年金の申請の手続きをやっと満了させる所まで辿り着き

今は両親の介護の入り口に入り、家族との距離の取り方や自分自身の闘病生活(通院・デイケア・訪問看護・福祉の利用)で疲弊しきって限界が近付いている為に1人暮らしへ移行する準備をかかりつけ医の担当のケースワーカーと協力しながら進める。

そんな目まぐるしい日々を過ごしております。

自分と同い年で正社員としてまともな企業で働いている健常者の方への憧れや嫉妬に畏敬の念がすごいです。

自分も三十路を迎えたおじさんなので誰もが等しく平等に与えられた人生と言う名の時間の中で

無駄の無い日々を過ごして毎日の積み重ね

を経て1日でも早い社会復帰と自分の人生の傷跡を残す為の社会貢献に何が出来るかを模索し続けています。

上手くいかないのが人生だと頭の中では理解してる気持ちでいても身体や心がそれについていきません。

こんな日々がいつか報われたら良いなと思います。

また今の生活が落ち着いて時間に余裕が出来たら投稿を再開します。

なので元受刑者でメンヘラなおじさんの日々の経過を報告するのを楽しみに待っていて下さい。失礼します。






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