2019年のテクノロジー関連の話題をまとめてみる
今年もあと少しとなってきました。ということで、2019年のテクノロジー関連の話題でどんなものがあったのか、今年のnoteを振り返りつつ見ていきたいと思います。
メタバース
「メタバース」とは、インターネット上の仮想世界のこと。最近では、サイバー空間上にリアルと同様な空間を作り出すという「デジタルツイン」という考え方も一般化してきましたが、リアルとバーチャルの世界が渾然一体としてきている中で、「リアルとサイバー空間のどちらで生活しているか」「どちらが自分にとってリアルに感じるか」といった点は今後も議論のポイントとなってくると思われます。
こちらは、世界で2億人以上がプレイする人気ゲーム、フォートナイトの中で行われ、人気を博したライブイベントです。
こんな感じでサイバー空間上で盛り上がる人も、今後さらに増えてきそうです。
AR/VR/MR
この辺りに事例をまとめていますが、これはまあ、そうですよね。今後数年間は引き続きテクノロジーの進化と共に話題は尽きなさそうです。
MRデバイスの進化も楽しみです。
ロボット
ロボット系の話もいろいろありましたが、個人的にはこういうロボットシェフがさらに進化して欲しいなあと思います。3つ星レストランの味が世界中で再現されるのも近そうです。ちなみにこのビデオはすでに3年前なんですよね。
機械学習生成モノ
こういったヌルヌルと人物やファッションを自動生成してくれるエンジンが数多く見られるようになってきました。
そんな中で、こういったAIを活用した写真や動画、さらには音声の自動生成や操作が進んでいく中で、フェイクフォト、フェイクボイス、フェイクビデオなどが大きな社会問題となっています。
これがAIによって作られた最も有名なフェイクビデオだと思いますが、20秒過ぎから「President Trump is a complete and total dipshit! (トランプ大統領はどうしようもないアホだ)」などと発言しています。このビデオでは最後にネタばらしがあるので、フェイクだと判断できるのですが、この動画を説明なしで見たときにこれがフェイクと判断できるか不安になってきます。
これとかも、なかなか。。
AI関連
シンギュラリティの観点からはこのニュースがちょっと刺激的でした。
ある目的のために、AIがコーディングする世界。そのコードと結果については、誰が責任を持つのでしょうか。。?
そんな意味では、こんなニュースも気になってきますね。
現代科学が解き明かせない難問のひとつに「意識」がある。1994年に哲学者デイヴィッド・チャーマーズは「意識のハード・プロブレム」を提唱した。それは「物質および電気的・化学的反応の集合体である脳から、どのようにして主観的な意識体験(現象意識、クオリア)というものが生まれるのか?」「現象的意識やクオリアは、物理学のなかにどのように位置づけられるのか?」という問いだ。
それから四半世紀が過ぎ、主観的な意識体験を計測しようとする試みが幾度となく行われてきたが、その深遠なる問いに対する答えはまだ出ていない。ただ、「人間とはなにか?」を解き明かすアプローチのひとつとして意識研究は注目されるばかりか、人工知能の研究を通じて「意識」の謎に迫ろうという研究者や、汎用AIの開発を推し進めていけば自然と「意識のようなもの」が生まれると考える研究者も存在している。つまり、意識について考えることと、知能について考えることは密接に関係している。
セルフドライビングカー
今年は、世界のいろんな都市でセルフドライビングカーやタクシーの一般利用(とはいえ、まだ実証実験段階?)がスタートしてきました。
来年には日本でも体感したいものです。
スリープテック
今後でいうと、いろんな領域がテクノロジーによって革新されていくと思うのですが、直近で普及しそうなのもののひとつが、スリープテックではないでしょうか。
スマートウォッチ系のデバイスも普及が進んでいる中で、ここにエンタメやゲーミフィケーション、ソーシャル要素が加わってくると、一気にブレイクしそうな予感がします!?
フードテック
ここも注目エリアですね。
さらには、スポーツテック
ヘルステックなどもあります。
来年はどんな領域が盛り上がってくるのでしょうか。
引き続きウォッチしていきたいと思います!
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