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主要なグラフ、使い分けていますか?

こんにちは。
このnoteでは”分かりやすい表現”にまつわるテーマを取り上げて情報発信していきます!

今回はグラフの使い分けについてまとめます。

どんな場面でどんなグラフを用いるのが良いのかを”分かりやすさ”を軸にお話しします🌲

最初に結論からいきますが
量の比較を強調するときは棒グラフ
変化を強調するときは折れ線グラフ
一つの項目の内訳(比率)を知るには円グラフ
がおすすめです。

実際にグラフを見ながら見ていきましょう!

1 量の比較を強調するときは棒グラフ

たとえばこんなときです。
・都道府県ごとのリンゴの収穫量

ぱっとみてすぐに青森県がとても多いことが分かりますよね。

このようにリンゴの収穫量を複数の県で比較する場合は棒グラフとの相性が良いです🍎

2 変化を強調するときは折れ線グラフ

基本的に変化を扱うときは折れ線グラフがお勧めです。
変化といっても分かりにくいですが、例えばこんなときです。

・月間降水量

見てわかる通り、横軸が続いているとき(時間軸など)は折れ線グラフと相性が良いです☔

ちなみに月間降水量のように縦軸が降水量だけなら棒グラフでもOKですが、2つ以上になると棒グラフは使わない方がいいです。すごく認知的負荷が高いグラフになります。

・東京の月間降水量と気温の推移

比較のしやすさは折れ線グラフの方が視認性に優れていますよね。
棒グラフだと東京、福岡、大阪、名古屋、、と項目が増えるほどわかりづらくなっていきます。

3 一つの項目の内訳を知るには円グラフ

一つの項目の内訳をみせるときには円グラフが役に立ちます。
・A社の売上構成要素


他にも満足度アンケートなど、全体に対してどの項目がどのくらいの割合を占めているのかが円グラフです。

ただ、円グラフは全体における割合を示す際にはとても視認性に優れていますが、量を示すことはできません。量を示す場合は棒グラフです👍

と、今回は最もメジャーな3つのグラフの使い分けについて書いてみました。
その他にも色々なグラフがあったり複合表現もあるのでゆくゆくまとめていきます。

今回はこのへんで、
また”分かりやすい表現”にまつわるテーマ(グラフ、情報表現、心理学など)の記事を上げていきます🔥

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