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3月・4月共に過去最高売上を達成したお店でやってきた6つの事

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今すぐ実戦で業績アップに繋げる!
飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ
vol.105 2022/05/30
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飲食業の面白いのは大手・個人関係なく、
結局は1店舗の積み重ねということ。

ファンを増やし売上を安定させ、
しかし飽きられる事なく変わり続ける仕事です。

先週はいわゆる大手と言われるご支援先も。

上記の積み重ねは変わらないのですが、
変化力の視点で見ると大手の強さもあります。

特に感じたのはこの二点。

・生産性を高める為の既存店投資
・思い切った業態転換

<生産性を高める為の既存店投資>

10年前に流行った業態でも、
今もそのままの収益なんて事はあり得ません。

むしろFLコストは大幅に高まっていますし、
その料理をその人件費じゃ無理だというケースも。

今後のFLを想定してPLを組み立て直した時に、
大幅に既存店投資を行い生産性を高める必要性も。

1店舗の収益性を高めるために、
そして今後の数年を勝ち続けるために、
生産性を高める既存店投資をやり切る。

ここは変化力の視点で強さの一点目です。

<思い切った業態転換>

繁盛=長所伸展×時流適応

上記で捉えた時に「時流適応」は大きなテーマ。
例えば、「大箱×宴会×総合型」居酒屋は
時流適応していないというのはわかりやすいと思います。

時流適応させるために業態転換を
定量的なデータを基に判断できる。

ここも変化力の視点で感じる強さの二点目です。

上記二点は大きなところですが最近強く感じることが、

【中小企業の方が小回りが効く!】

これって本当?ということです。

店舗での取り組みで見るならば、
商品開発・最新の販促・対話を大切にした接客・
個別対応のCRMなどなど。

会社での取り組みで見るならば、
バックオフィスのデジタル化や
流通の最適化への取り組みなどなど。

何気に大手の方が着実に、そして確実にやってきます。

飽きられない為のメニュー開発。

ここに視点を合わせるならば、
スタバやマック、丸亀製麺ほどに
商品開発と店舗への落とし込みができるか?など。

未来への種まきをどんどん進めようとすると、

【大企業の方が小回りが効く!】

正直なところ最近強く感じているところです。

飲食業の面白さは個人・大手関係なく、
変化に敏感にお客様のニーズを察知して
それを落とし込んでいくことです。

まだまだ飲食業にとって激動な時代が続くからこそ、
変化!変化!変化!で変わり続けたいですね。


【今日のコンテンツ一覧】
1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
2.今知っておくべきニュース・トレンド
3.頂いた経営相談・質問に解説!
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1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
<3月・4月共に過去最高売上を達成したお店でやってきた事>

コロナ禍は物凄く大変。
コロナ後の原材料高騰と人件費高騰も大変。
長期的な借入金返済も大変。

など、大変なことが多い飲食業。

しかし。

儲かっているところもある!
ここは強く伝えたいところでもあります。

そのため今回は新しいビジネスモデルではなく、
既存事業の話です。

オープンして7年。
その中で3月・4月共に過去最高売上を更新!
5月も多分このままだと更新されると思います。

このようなお店でやってきた事は何なのか?
時系列と共に振り返っていこうと思います。

<売上規模>

コロナ前で坪月商22万円でした。
今で坪月商30万円くらいです。

その上でスタッフ数は変わらずなので
人時売上もしっかり伸ばすことができ、
賃金・休みの好循環も生まれています。

<業態>

炭火を強みにした居酒屋です。
アイテム数は50iほどです。

<苦難の時代>

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