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個人事業をM&Aする時にチェックすべきポイント

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今すぐ実戦で業績アップに繋げる!
飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ
vol.104 2022/05/23
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GW商戦のあった5月。
後半戦は皆様進捗はいかがですか?

・GWの貯金のまま好調維持!
・GWが終わると大ブレーキ!

色んなパターンがあると思います。

私もご支援先の店舗数を足していくと
数百店舗になるため全て良い!はなく、
やはり良い・悪いの差は出てきます。

その中で明確な指標として感じるのが、
「売上構成比率に占めるリピーター様」が
「60%以上」を超える店はやはり強いですね。

もちろん不振店で常連様しかいないお店。
みたいな特殊ケースは省きます。

・消費者物価は高騰
・GWでお金を使った後の反動節約

このような時は当たり前ですが
飲食業にとっては逆風です。

そんな時には「せっかく使うなら」という
消費行動になってくるため、

・自分が好きなお店
・失敗しない一番店

この領域が強くなってきますし、
自分達のお店は商圏内において
どのようなポジションを狙うか。

ここが重要になってきます。
もちろん、両方を当てはまると
既存店売上は着実に増加していきます。

ステップとしては前者→後者です。

まずは圧倒的なファンを増やすべく、

・これを食べにいく!な名物強化
・お客様と仲良くなる!対話力
・コンセプトと居心地の一体感

最低限ここは粛々と進めたいところ。
そして口コミから徐々に新規のお客様が増加すると、
自分達の「強み」をコンテンツ化してストーリーに。

お客様が感覚的に感じていた「良い!」を明文化し、
「だからよかったんだ!」と感じて頂けるように。

それによって、

・このエリアで、
・この料理を食べるなら
・絶対にここ!

この導線を如何に作っていくか?の勝負となります。
飲食業は1店舗1店舗の積み重ねです。

個人店も大手も関係ありません。

大手のご支援先でも赤字店舗があると、
黒字店舗の稼ぎを一気に吹っ飛ばします。

閑散期はご新規様の獲得が難しいからこそ、
リピーター様に徹底的に向き合っていく。

そして店舗の基礎力を高めておき、
同時に次の繁忙期に向けた採用・教育を強化。

そして繁忙期にご新規様を増やして
売上のベースを高めていく。

この好循環を進めていくためにも、
半歩〜1歩ずつどこよりも早く動き出し、
逆風下でも選ばれるお店にしていきたいですね。


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1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
<個人事業をM&Aする時にチェックすべきポイント>

数年前までM&Aといえば大手のみの選択肢。
それが今や本当に身近になりましたよね。

私自身、今年だけで十数件が動いています。
年商規模も5億円未満でも普通にあります。

売り案件としては、このようなパターンが多いです。

コロナ禍も落ち着き協力金は獲得。
しかし飲食をやること自体には心が折れているため、
良いオファーがあれば・・

自分自身も高齢に。
親族で継ぐ人間もおらず廃業するくらいなら
良いご縁があれば・・

みたいなパターンは本当に多いです。

BATONZに登録されている所も多いですが、
機会は得られやすい状況です。

0→1は苦手でも1→100は得意。
こんな企業さんにとっては
ある種追い風とも言える状況です。

しかし初めてのM&A。
一体どこを見れば良いのかわからない・・

このような質問も多く頂くため、
M&Aで見てほしい視点をまとめました。

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