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大先輩から受け継ぐバトン。


今日は会社で
定年退職される方の感謝状贈呈式があった。
私はカメラマンとして参加。

入社から●●年、のくだりに
え、わたしが生まれた年に入社したってこと?とびっくり。

40何年も1つの仕事を続けられた、
てそれ自体がもう本当に心の底から尊敬!

私は今の会社に入ってからはまだ
10年くらいだけど、
この会社で、
自分が生きてきたのと同じ長さだけ
働き抜いたなんて凄すぎる。
#色んな意味で

おひとりおひとりのお話を聞きながら
特にぐっときたのは

「自分が若い頃1番熱心に開発に携わってた商品は年季が入りつつも提供を続けていたが、
これからの時代に合わせた新機種導入に伴い、
つい最近廃止が決定した。
時間の流れを感じるとともに自分もそれだけ歳を重ねたのだと実感した」

というお話し。

うちは通信業界なんで
取り巻く環境はは目まぐるしく変化している。

きっと、これまでも
様々なサービスが幕を閉じる瞬間を
数え切れないくらい見送ってきたのだろう。
開発段階から最期の日までの色んな想いを
馳せながら。

その中で自分が命を吹き込んで
この世に生み出した代表作が、
自分とともに引退する。

お話しされる姿を見ながら
やり切った感慨深さと寂しさ、
色々押し寄せているような印象を受けて
なんとも言えない気持ちになった。

今、私がお世話になっている人、尊敬する人は、
インターネットが連れてきた出会い。

大先輩方のおかげで出会うことができました。
ありがとうございます。

そして
本来は社内サイトにイベント掲載する予定の
撮影だったけど、ふと
「私の仕事は誰かを笑顔にできているかな?」

そう思って、式が終わってすぐ、
ささやかではあるけれど
おひとりおひとりの今日の式典の写真を
盛り込んだメッセージカードを作り、お渡しした。
みなさんとても喜んでくださり、嬉しかったし
何かとても大切なものを受け継いだ気がした。

参加できてよかったな。
明日からも頑張ろう。


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