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この先の楽しみ

ちいさな人たちは
目の前のことが全てのこと

『いま』を感じている

『いま』から先の見通しが
わかるようになってくるのは
いろんな経験を重ねていって
経験の中で時間が流れていくことを
わかってくるから

また今度とか
次ねとか
順番とかは
『いま』のことじゃなくて
『いま』から先のこと

待っていたら
おもちゃを次に貸してもらえる

待っていたら
プレゼントがもらえる

待っていたら
明日好きなみかんが食べられる

このことを理解して
楽しみに待つことができてくるのは


『いま』があって
『いまから先のことが来る』ことが
時間の流れとして
感覚を持てるようになること

0歳児からできる
いないいないばぁ遊びとか
かくれんぼ遊びとか

おもちゃを片付けて
遊ぶときにまた出してくることとか

友だちと遊ぶときに
順番で遊ぶ経験とか

保育園に行くときに
ママやパパが仕事に行って
目の前からいなくなるけど
お迎えに来てまた会える経験とか

『後でね』と大人から言われたことを
必ず後でやってもらえる経験とか

クリスマスや誕生日で
季節や行事や記念の日はまたやってくる経験とか

日常の中のこの先がある出来事の繰り返しが
腑に落ちる経験として積み重なり

『前のこと』
『いまのこと』
『いまから先のこと』
という時間の流れが身体に染み込んでいく

この先の楽しみ
この先があるからがんばってみる
この先の希望につながっていく


ちいさな人たちの
この先の未来は楽しいことがたくさんだ

一緒にこの先の未来を
その楽しみを分かち合っていきたいな

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