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偉い人の言うことを信じないでください

こんにちは。

ほっこりんりんです。

今日は、成功者のいうことを信じないでください、というお話をしたいと思います。

いきなり、批判かよ!と言われるかもしれませんが、そうではありません。まあ、聞いてください。

これは、成功者がうそを言っている、というのではありません。

悩みの解決法には、順序がある、という話をしたいのです。

よく成功者、経済的自由人の方が言われているお話を聞いて、ああ、これでは、つぶれる人も増えるだろうなあ、と感じて、一人でも多くの方が心が楽になればいいなあ、と感じたので、シェアさせていただきます。

例えば、相談者さんが、〇〇という悩みがあって、それに苦しんでいます。

と、言われた時に、決して、共感しない態度をとって、問題ではないよ、問題視している君が悪いんだよと軽く受け流されたら・・・あなたは、どう感じるでしょう? 辛いですよね?

私なら、2度とこの人には、話さない、はい、さよなら、と思いますよね。

なぜなら、共感して、一緒に悩んで、解決法を提示してあげることを私たちの多くが望んでいるからです。

よく、刃(やいば)がつきささるように、グサッグサッ、と切るようにものを言う人がいますよね。

そういう方は、共感した方が相手が、喜ぶのは分かっているけど、長期的に見て、その相談者さんのためにならないから、私は、あえて話にのりません、と言います。

確かに、その人が、現実を問題視する癖をやめない限り、問題は、起こり続けるので、考え方の癖を直すのは、とても大切だし、それが根本的な解決法になりますので、意見に同調しない、というのは、論理的にはかなっています。

そしてその相談者さんが、現実を問題だ、と捉えていることに、こちらが共感を示すことで、相談者さんは、ますます現実への不足感や問題意識などをますます強めるようにもなります。

人は、同調されたり、同情されると、ますます問題視に拍車がかかります。

これは引き寄せの法則とか量子物理学とかを知っている人なら聞いたこともあるかもしれませんが、この現実や現象を見ている観測者側の現実への見方が、現実や現象をつくっている、そういう現実創造の法則があるのです。

つまり、あなたが見ている現実は、あなたの解釈や認識の仕方しだいで決まる、ということです。

もしくは、見ている側の人間の心の状態が現実を作っている、という言い方もできます。

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例えば、男は浮気をするもの、という認識をもっている人は、男性のあらゆる行動を浮気につなげてみたり、そういうニュースに反応します。

また、我慢するのは、当たり前だ、という認識をもっている人は、あきらかに嫌なことをされても、じっと耐える現実を選択します。

反対に、世の中は、いい人が多いという認識で物事を見ると、本当にこの世界は、いい人であふれているように、その人には映ります。

これは、お互いの波動が共鳴しあって、現実をつくるからなんです。

人はそれぞれの色眼鏡で現実をとらえるので、同じ現実を見ていたとしても、同じようには、感じないのです。

ですので、その色眼鏡をとらないことには、問題は一向に解決しない、と言われています。

確かに理にかなっていますし、私もこれが真実だ、と思います。

ただ、うちひしがれている人にそんなことを言ったところで、立ち直れる人のほうが少ないのが事実です。

なぜなら、人間というのは、欲求の5段階というのがあって下のほうからしか満たされないようになっているのです。

詳しく説明しますね。

マズローの欲求


上の図は、マズローの5段階欲求ですが、あなたが、この欲求のどの段階にいるかで、癒される言葉は、変わってきます。

安全欲求が、満たされていない人には、「大丈夫だよ、ゆっくりしていていいんだよ」と言ってあげるのが、効果的ですが、すでに、下の欲求が満たされて、自己実現まで、のぼりつめている人に対しては、「あなたが、問題視していることは、問題でなないよ、あなたはもっと、大きなことのために役立つ力を持っているますよ」と、言ってあげたら、響くでしょう。

例えばですが、会社に行くのが嫌な人に、「そんなこと嫌と思う必要ないんですよ、」と言っても、響かないですよね。

それよりまず、家や心休まるところでゆっくり休ませてあげて、会社の人たちの配置がえ、もしくは、転職などをさせてあげて、その会社で、「あなたは、すごいですね」と、評価してもらって、人は、初めて、「ああ、私の考えかたを変えれば、人も変わるんだ、これから、この会社で役立つことをしていこう」と、他者貢献に向けて、動き出せるのです。

つまり、人は、上の表の下の方から満たしてあげないと、動かないし、響かないし、現状もよくならないのです。

ですので、まずは、辛かったですよね、大丈夫ですか?大丈夫ですよ。などと共感してあげて、安心させてあげることが大切です。

これは、相手に対しても、ご自分に対しても、同じです。いきなり、君の考え方を変えればいいんだよ、と切り捨てられても、多くの人は、思考停止状態に陥ります。

ステップ・バイ・ステップを踏むことは、とても重要です。

人には、コンフォート・ゾーン(居心地のいい空間)、というものがあり、現状からあまりに外れると、もとに戻ってしまうのです。

よく、元気系の自己啓発セミナーで、見られるのですが、壇上で、活発な男性が、みんなに向かって、「はい、顔を上げて、大きく胸を張って、ジャンプして、俺はできる、できる、できるって、唱えてごらん、どう?気持ちが変わっただろう?」・・・というのがありますが、ああいうのに参加しても、一時的には、強くなれた気にはなりますが、深層心理で変わっていなければ、人は、なかなか思うように動けないで、自己否定の方が強まるのです。

ここでバランスが大切なのですが、同情され続けると、自己否定感や劣等感も高まりますし、セルフイメージも下がりますので、共感してあげたあとには、たいしたことないよ、とか、こんな見方もあるよ、希望もあるよ、と視点を上げてあげること、視点をずらしてあげることが必要です。

以上の段階を踏んだ上で、物事を問題視する癖を外して行けばいいと思います。

すべては癖なんですが、いきなり、考え方の癖だから、はいはい、と言ったら、それは、その人の自己重要感をまっこうから否定することになり、その人は、心のシャッターをガラガラガラ〜っと、閉じてしまします。

ですので、あなたにあった、癒しかた、というのを知っておく必要があります。

むやみやたらに、有名だから、権威があるからで、この人の言っていることは絶対だと信じると、人生を棒に振っていましますので、そのことをあなたに伝えたくて、書かせていただきました。

最終的に、どんな状態であっても、自分で自分を信じることを忘れないでください。

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そして、ある程度、気持ちが落ち着いた段階で、すべての物事は、何も問題ではない、何も欠けていない、何も不足していない、という捉え方をしたり、すべて自分がどう認識するか、どう解釈するかという捉え方をすればいいと思います。実際にそうなのです。すべての物事は、ニュートラルで、ただ、ここにあるだけなんです。

そこに解釈をつけるから、意味をもたせるから、苦しみや喜びがうまれるのです。

このエクササイズとして、目をつむって言葉のない世界を1分感じてみてください。

その後、静かに目を開いて周りを見回してください。多分、ただすべてがそこにあるだけ、という感覚に気づかれると思います。

その感覚の時間が増えれば増えるほど、物事をニュートラルにとらえることができ、引き寄せもバンバン起こっていきます。

どこに意識を向けるかが現実創造の法則になります。

そして、最終的にはすべては、今あなたに必要があって学びのために起こっている、すべてあなたの成功のために起こっている、この解釈ができるようになった頃には、抵抗が外れて、いろんなことが楽にまわっていることに気づけますよ。

今日も大切なあなたがステキな一日を過ごせますよに。愛を込めて。

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私自身がずっとトンネルの中にいて、今すこしづつ現実が回り出しています。だから、少しでもその気づきをシェアさせていただき、一人でも多くの方が幸せに笑って欲しいという気持ちで書いています。