写真絵本と詩集のコラボ「あさ/朝」「ゆう/夕」
今日紹介する本は、
写真家吉村和敏と詩人谷川俊太郎の
コラボ作品。
左から読むと写真絵本。
右から読むと写真詩集。
お二人の
才能と才能がぶつかり合い見事に融合!
朝の光は、生命力がみなぎる眩しい光。
見ていると元気がわいてくる。
夕方の光は、憂いがあって寂しげ。
どこか懐かしいような気がして心も安らぐ。
一日のうちで、太陽や空はこんなに違うんだ!
とあらためて気づかされます。
「ゆう/夕」の写真が好きです。
赤く染まった空はいつまでも眺めていたくなる。
一番星の写真も素敵。
「あさ/朝」の詩が好きです。
強い言葉の力に前向きなエネルギーをもらえる。
何度も何度も繰り返し読んでしまう。
「はじめてのきょう」この言葉だけで、
新しく生まれたようなパワーをもらえる。
この地球では、いつもどこかで朝がはじまっていて
私たちは朝をリレーしながら、交替で地球を守ってるという「朝のリレー」という詩が大好き。
世界のどこかで朝が始まっていることを
想像しながら、幸せな気持ちで眠りにつく。
朝は、今度は自分の番だ!
と目が覚めて起きるのが嬉しくなる。
この素晴らしい地球上に存在して
朝日、夕日を眺めることができることに感謝。
百年前僕はここにいなかった
百年後僕はここにいないだろう
あたり前な所のようでいて
地上はきっと思いがけない場所なんだ(「朝」より)
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