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熱中症予防に体をクールダウンさせる食材【養生】

毎日厳しい暑さが続いています。熱中症で搬送されるかたも多く、自分は大丈夫、なんて言えないのが心配なところです。

中医学的には、こまめな水分補給と体に余分な熱をこもらせないことが予防になります。

そして、水だけではなくて、体の熱を冷まし、潤いとなる体液をつくる食材も多くとるようにします。

体に熱がこもっているサイン


気温が上昇すると、体も必要以上に温められ体内に余分な熱がこもりやすくなります。こもった余分な熱が原因で夏バテや熱中症などのトラブルが起こります。

体に熱がこもっているサインはこちら。


▫️顔が赤い ▫️のぼせ ▫️ほてり ▫️頭がぼーっとする ▫️目の赤み、腫れ、痛み、▫️大量発汗 ▫️喉の渇き ▫️脈が早い▫️めまい▫️便秘 ▫️不眠
▫️尿量が少なく色が濃い(黄色からオレンジ)
▫️気が落ち着かない▫️ハラハラする▫️怒りっぽい
▫️口や舌にできもの▫️歯茎腫れる▫️舌が赤い


体の中に熱を生む食材(アルコールや脂っこいものなど)の食べすぎや体内を潤す水分の少ないタイプで、普段から熱がこもりがちの人もいます。

わかりやすいのは尿の色と舌の色ですから、気になったときにはチェックしてみてください。


体をクールダウンさせる食材


冷房などがない昔から、暑さを乗り切るために育てられ、受け継がれてきた夏に旬を迎えてる野菜や果物、常夏の国で収穫される食材が、体を冷まし、汗をかいた時の水分補給にもなる天然のくすりです。

トマト、キュウリ、ナス、ピーマン、ズッキーニ、レタス、アスパラ、スイカ、バナナ、キウイ、パイナップル、メロンなど。

苦味をもったゴーヤやセロリも体を冷やす食材です。

汗が大量に出ると血流が鈍くなりますが、血行を促進し、心臓への負担を軽減するのも夏野菜です。


汗活のすすめ


本来は体に熱がこもると、発汗で体内温度を下げます。

しかし、現代では一日中エアコンの環境下で過ごす機会も多く、汗をかく機会が少なくなっています。
結果、汗腺の機能が衰え正常に働かなくなり、暑くても汗が出ない人もおられます。

散歩など軽い運動をして発汗する習慣や入浴や半身浴もおすすめです。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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