見返りを求めずに与え続ける人が勝つ時代が到来した - GIVE & TAKE: 「与える人」こそ成功する時代

あなたはGIVER / TAKER / MATCHERという言葉を聞いたことはありますか?ギブアンドテイクという言葉は聞いたことがあるのでなんとなく定義はわかるかもしれませんね。GIVER / TAKER / MATCHERの意味は以下となります。

GIVER:与え続ける人
TAKER:貰い続ける人
MATCHER:与えると貰うを同等にするように務める人

世間で言われているGIVE & TAKEは「与えた分だけ貰う」なので、MATCHERになります。大抵の人間はGIVERかTAKERのどちらかに寄っているとはいえMATCHERに属することになるでしょう。
今まではTAKERがGIVERをうまいこと使って成功を収めることができました。憎まれっ子世にはばかるというやつですね。しかし、これからはGIVERこそが求められ成功する時代です。ここでは具体的になぜ与え続ける人が成功するのかについて書いていこうと思います。

SNSによるGIVERへの追い風

今まではGIVERはただのお人好しでした。TAKERにいいように使われ、美味しいところは奪い取られてしまう悲しい存在です。もちろん親しい人間からはGIVERの評判は高くTAKERの評判は低いわけですが、場所が変われば人間関係はリセットされます。なのでTAKERはGIVERから与えられるだけ与えられて実績を作った後に、別の場所に移動すれば利点だけをうけとることができました。
しかし、世の中にSNSが登場したことにより状況が変わります。場所が変わり環境が変わっても前の場所での人間関係がSNSにより可視化され、人間関係がリセットされず積み重なる環境となりました。これはGIVERである恩恵とTAKERである弊害が積み重なることを意味します。

GIVERであることの利点

何も考えずに与えるのは馬鹿らしいと思うかもしれません。しかし、最初にも書いたとおり大半の人はMATCHERに属します。そのため、なにか与えられると同じぐらい返さないといけないと感じます。つまり、与え続けるということはあなたに恩義を持つ人間を増やし続けるということになります。
今までは、与え続けただけのつながりというのは薄いつながりで、すぐに切れてしまっていました。しかし、SNSが登場したことにより、一度つながった人間ともいつでも連絡が取れるようになりました。これにより、あなたが困ったときに与えたことがある人にいつでも助けを求めることができます。

与えるときに注意すべきこと

与えるだけ与えるのは問題ありません。ただし、相手がTAKERだとわかった場合は、たまにMATCHERとして接することにしましょう。TAKERに対して献身的に与え続ける必要はありません。自分の利益を犠牲にして与えるのではなく、他人と自分の利益が最大化するように与えることを考えます。
また、他人を助けるときは細切れではなくまとまった時間で与えましょう。相手が求めるままに細切れに与え続けると、あなたの集中力も細切れにされ作業に支障が出る可能性が高いです。そのため、「午前中は他人を助けるために使う」のように時間を決めてしまいましょう。

結論:与えよ。ただし自己犠牲的にはなるな

社会で一番成功するのはGIVERですが、一番失敗するのもGIVERです。自己犠牲をいとわず与え続けることは避けるべきです。Win-Looseの関係ではなくWin-Winの関係を目指すべきです。少なくとも自分が損するわけではなく、自分の報酬が下がらないように与えましょう。あくまで相手に与えるのは自分の余力です。
GIVERになると報酬を受け取らないことで与えた気分になるかもしれませんがそれは違います。正当な報酬は受け取りましょう。そうしないと与えることに疲れ、与え続けることができなくなります。他者と自分の利益を同時に発生させる手段を考える癖をつければ、きっとあなたもGIVERとして成功できます。頑張りましょう。

ここで記載していることは以下の本に記載していることを僕なりにまとめたものになります。ここでは自分が成長するためのGIVERとしての特性を書きましたが、GIVERはチームワーク、リーダとしての資質も高いという理由がこれでもかと言うほど書かれています。この本を読めば、あなたも明日からGIVERになるための行動を思わずとってしまうはずです。


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