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瞑想には様々な方法があって、それぞれ違う効果があるって知ってましたか?

あなたは瞑想とはどうやって行うものだと思いますか?一般的にすぐに思いつくのは、お寺で座禅を組んで目をつぶりお寺の住職が棒でパチーンと叩くものでしょうか。実はあれは瞑想の一種でしかなく、瞑想には様々な種類が存在し、それぞれに個別の役割があります。今回は3つの瞑想とそれぞれの効能について書いてみようと思います。

呼吸に集中する瞑想

瞑想と言われて一番最初に思い浮かぶ瞑想だと思います。座って目をつむり呼吸に意識を向け雑念を払います。全神経を呼吸に集中していても、気がつけば別のことを考えていることに気づくはずです。気づいたときは、別のことを考えているということを認識してまた呼吸に意識を戻します。時間はながくても短くても良いです。
この瞑想を行うことで集中力が鍛えられます。人は何かに意識を集中しているつもりでも別のことを考えてしまいがちです。別のことを考えていることを認識しまた集中を戻すことで、なにかに集中し続ける力を鍛えることが出来ます。これにより、ワーキングメモリが増え作業効率が上がります。

今に集中する瞑想

歩いているときは歩くことに、食べているときは食べることに。やっていることはなんでもいいので、今やっていることで感じる五感に集中します。歩いているときであれば、足の裏が地面につく感覚があるでしょう。外を歩いているなら風や日差しの暖かさに集中します。食べているときであれば味や食感に集中します。頭で考えるのではなく五感に意識を向けましょう。
一度やってみるとわかると思いますが、五感に集中すると思考が途切れます。これが重要です。思考を意識的に途切れることができるようになると、反すう思考を意識的に止めることが出来るようになります。反すう思考とは平たく言うと過去のことをとめどなく考え続けることです。人は過去のことを深く考えるとネガティブになりがちです。ネガティブなことを考え続けることはストレスとなり体にダメージを与えます。今に集中する瞑想をすることで、反すう思考を認識し意識的に止めることが出来るようになるでしょう。

寝る前の瞑想

布団に寝転んでリラックスします。背中に自分の体重がかかっていることを感じながら数回呼吸をしましょう。そして、今日あったことを午前中から順番に思い出してみましょう。今日の自分の態度や行動を第三者目線で振り返ります。悪かった行動を思い出して反省する必要はありません。ただ振り返り第三者から見て自分はどういう行動をしたのかを感じましょう。
これを毎日続けることで客観力を磨くことができます。人は自分のことを正確に把握することが苦手な生き物です。他人に起こっている不幸は自分には起こらないと考えがちですし、自分が信じることが肯定される情報を重要だと判断しがちです。自分のことを客観的に把握し、自己認識のバイアスを外すことでブレずに強く生きていくことができます。

結論:それぞれの瞑想には意味がある

何も考えずに瞑想をしていると心がぶれます。何を目指してなんのためにこの瞑想を行っているのかという目的意識をしっかりと持ち、目標に向かって進んでいる実感こそ継続の力となります。瞑想の効果を示すエビデンスでも3ヶ月以上毎日継続して行ったものが多く、最低でも3ヶ月以上毎日続けないと効果が出ない可能性があります。
継続は力なりと昔の人は言いました。効果が実感できれば続けることもできますが、最初の数ヶ月は効果を実感することはほぼできません。ここを乗り越えるのが一番の難関です。乗り越えれば後は惰性でなんとかなるので騙されたと思って一旦やってみてはいかがでしょうか。

ここにかいていることの参考資料は以下の本になります。もっと詳しく知りたい方は読んでみると良いと思います。やり方だけ手っ取り早く知りたいという方は「からっぽ! 10分間瞑想が忙しいココロを楽にする」をおすすめします。


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