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著…大橋美紀、浅原孝子、阿部祥子 イラスト…フジコ『外国語ができなくてもおもてなしできる! カタカナだから3か国語も自由自在』

 外国の方に対して使う機会が多い言葉を、カタカナで紹介している本。


 よく考えてみると、ネイティブ並の流暢な発音を極める必要はないですものね。

 片言だとしても、相手に伝わればいいのですから。

 「外国語を覚えなくても、いざとなったらボディーランゲージを使ったり、スマホの翻訳アプリを使えばいい」という考え方をする人もいるけれど。

 この本のP132〜133にも掲載されている通り、ボディーランゲージの意味は国ごとに違います。

 例えば、親指を立てる仕草は欧米では良い意味だけれど、中東やギリシャの人にとっては非常に失礼になるのです。

 スマホの翻訳アプリが使える時は良いけれど、災害などでスマホを充電出来ず、スマホのバッテリーが切れた場合は使えません。

 そういう時は外国の方も「今何が起きているのか」「どうしたら良いのか」が分からず困っている可能性大。

 だから、せめて、P38〜41掲載の「地震などの災害が起きたら」の項目だけでも覚えておきたいです。

 「大きな地震が発生しました」は英語で「ア・メジャー・アースクウェイク・ハズ・ジャスト・オカード」、中国語で「ダーディージェン・ファーション・ラ」、韓国語で「クン・チジニ・パルセンハゴ・イッスムニダ」。

 「避難所へ行きますか?」は英語で「ドゥー・ユー・ゴートゥ・ジ・エバキュエーションセンター?」、中国語で「ニー・チー・ビーナンスオ・マ?」、韓国語で「ピナンソエ・カムニッカ?」。



 〈こういう方におすすめ〉
 外国の方と、片言で良いからコミニュケーションをしたい方。

 〈読書所要時間の目安〉
 1時間半くらい。

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