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ダイヤモンドの見た目をアップさせる方法

ダイヤモンドのグレードを誤魔化す事は出来ません

ダイヤモンドのグレードって厳正なのでグレードはごまかしが効きません。

例えば上の画像のようなダイヤモンドの内包物ですが、これが傷だったり内包物だったりするとグレードは下がります。

その他の項目の品質が良くてもこの部分のグレードだけ落ちてしまいます。例えるなら新古車のようなものかな・・・分かりにくいか・・・

書面に出る品質のごまかしは無理でも、見た目は何とかなる事もあります

こんな感じに爪で隠したりします。これはリフォームの時によく使う事があります。今のデザインは爪が小さいので使えない場合がありますが、リフォーム前の古い枠から石を外すと傷や内包物が現れる事も。

ボクにはこういった石はなかなか掘り出し物に感じるんですが、グレード主義の方には悪になるんでしょうか。

ダイヤモンドはグレードだけではないというのは一般的な意見ではないのですが、本職さんはこういった素材を上手く使って「見た目は最高で思ったより低価格!」というような物を作れます。

ダイヤモンドの掘り出し物も悪くないと思います

仕事柄こういった素材を使ったりしますが、それでも「これはダメだ。」というような事もあります。
例えば割れている場合もあります。グレードばかりを追い求めてはいけないという事です。

そんなに見つかる訳ではありませんが、「このキズがなければSIクラスとかVSクラスなのに・・・」と思う石はあります。

正確には誤魔化しではなくトリックに近いですけど確実に見た目はアップ

こうやって爪で隠すのや他の方法など色々とあります。リフォームの時に見つかると面白いですよ。ダイヤモンドに限らずカラーストーンでもありますから。

見つかった時にお客さんが了承済みだと助かりますが、そうではない場合はこちらがキズを付けたと言われかねないので焦ります。

誤魔化すというよりはトリックに近い気もしますが、実際の見た目は確実にグレードアップします。
特にカーボンはダイヤモンドのカットに反射してしまい、ダイヤモンドが真っ黒に見える事もあります。

ダイヤモンドのグレードばかりを見て判断すると意外とこういう事がありますが、上手く処理が出来る事があります。というお話でした(^^)

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