今の時代に生きている娘たちの話③

中3の娘の修学旅行が中止になった

部活はまだ再開していないが
7月から親の承諾書を出して
週2〜3からの活動になるとのこと

そして7月末で引退

体力も落ちているから
無理はさせられないこと
まだコロナウィルスの危険性はあるとのこと
大会がなくなったこと

などなどから
毎日ではない活動がこれから始まる予定だが
まだ活動していないのに
引退が早まることは決まる

基本自由参加だそうだ

いろいろな思いはある

一番複雑な思いなのは
彼女たち本人だろう

状況は変えられない

変えられるのは
自分の心

この今の状況で
何を思うか

どう気持ちをきりかえるのか

どこに目標をもっていくのか

親として思うのは

どうせ
とか
何もしないうちに
諦めるような
気持ちになって欲しくない

自分の今できること
みつけられる人になって欲しい

今の彼女たちにとって酷かもしれない

これから
どうなるかわからない状況で
あるはずだったことが
なくなることだけは
わかっている

文化祭、体育祭
諸々の行事

そしてわかっているのは
夏休みが短縮され
受験は確実にせまっていること

親としてどう声をかけようか

ただ
救われているのは
うちの娘は明るい

投げやりになっているのではなく
受け入れているようだ

私のほうがすっきりしていないのかもしれない

今まで勉強しろといったことはないが

どうして勉強する必要があるのか
…は度々一緒に話してきた

子どもの頃の勉強が直接的に社会で必要な場面は少ないが、今考えている
この考えている時間
これが未来につながっているのではないか

暗記ができる、受験勉強のような
ただ勉強ができるだけでは
これからの社会では通用しない

ただ受験はある

娘たちとは
選択肢の幅を広げるため
…と話しながら

彼女たちのモチベーションになっているかはわからないが

自分で選ぶ

そのために
今できることを

ということで
好きではない勉強を今がんばっている

とにかく
とにかく

この時代にうまれた彼女たちは
私の時代とは違う歩みをしている

私は影ながら
そして
時には
表にも出るぞ!
とばかりに
一番の応援団で

娘たちを支える存在として
母として

私も今できることを
精一杯がんばる


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