「クローン病でもカレーが食べたい」を叶える
経緯
クローン病(消化器官の難病)には食事制限があります。辛いもの・油の多いもの・繊維の多いものはNGです。辛くて油の多いカレーは私にとって遠い存在でした。
そんな時、「クローン病&潰瘍性大腸炎の人のためのレトルトカレーが通販で有るらしい」と知りました。その通販サイトを見ていると、カレー粉も売っているのを見つけました。そこで、「スパイスを厳選して辛くないカレー粉を作ればカレーが食べられるのでは?」と思いました。
辛くないスパイスだけでもカレーは作れる
カレーの基本のスパイスは、クミン、コリアンダー、ターメリックの3種類です。これらは辛くありません。しかもスーパーに普通に売っています。これだけのスパイスでもカレーになります。
レシピに書いてあってもチリペッパーやホットペッパー、ブラックペッパーは辛いのでやめておきましょう。
スパイスカレーは油が少ない
よくある固形のカレールーは油がとてもたくさん入っていますが、スパイスから作るスパイスカレーは油が少ないです。どれくらいの量かというと、玉ねぎを炒める時の油と具材の油くらいです。
大まかな手順
詳しくは、料理が得意な方がネット上にレシピを載せてくださっているのでそれをご覧いただきたいのですが、大まかな手順だけ紹介します。
玉ねぎをみじん切りにする
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フライパンに油を引き、すりおろし生姜とすりおろしにんにくを入れる
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玉ねぎを入れ飴色になるまで炒める
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トマトペーストもしくはピューレ、トマト缶を入れて炒める
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スパイスと塩を入れて炒める
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具材と水を入れて煮る
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塩で味を整える
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完成!
意外と簡単ですよね。
大切な話
クローン病は、ひとりひとり症状が違いますし、同じ人でも体調の波によって変化します。私がスパイスカレーを食べて大丈夫だったからといって、全てのクローン病患者さんが大丈夫とは限りません。(私も再燃期では食べられません。)
お召し上がりになる際は、ご自身の体調をよく見て、各病院の食事制限の方針に従ってくださいね。
クローン病患者さんの生活が少しでも楽しくなることを願っています。
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