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大学生のための「優しい」組織論


弊noteですが、
おとなは絶対読まないでほしい。

社会に出てバリバリ働いている方には、
全くもってタメにならない内容です。

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あとね、フルコミット型の組織に入りたいor運営したい学生さんも読まなくていい。

きっと、面白いくらい参考にならない。

(とりあえず、七つの習慣とかドラッガーの本を読んだらいいよ。あとはググって。)



私が今から書く組織論は、

利害関係がうまれない、
学生だからこそ活用できる
「優しい」組織論だ。

サークルや学生団体の運営に悩んで、
ちょっぴりしんどい人は
読んでみる価値があると思う。

読んだあと、「ま、なんとかなるか〜」って
肩の力が抜けるはず。




じゃあ早速、
わたしの経験をおりまぜながら、
つらつら書いていこうと思う。

ごめんね、ちょっとばかり長くなる。





「 ぜったいに縛らない 」

大学に入って、2つ組織をつくった。

片方はサークル、
もう一つは学生団体だ。

サークルの方は去年の4月に立ち上げて、
30人くらい。

学生団体は今年の5月に立ち上げ、
現在7人と、こじんまりしてる。

このふたつは、コンセプトも活動内容も
ぜんぜん異なるけど、

1つだけ一環して
心がけていることがある。


メンバーを縛りつけないことだ。

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大学生は、
いろんな所へ行って
いろんな人と出会い、
いろんな経験をするのがいい。

というのが私の持論である。

もちろん、1つの組織にフルコミットして
とことん成果を追い求めるのも
立派なことだ。

なにかを継続して、得られる知識や経験は
すごく大きい。


でも、ぜったいにそれはしない。

理由は至ってシンプルだ。

私ができないから。

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私は、興味の方向が常に二転三転する。だからお給料が出ない限り、1つの場所にとどまるのはムリ。


当然だけど、
私ができないことを
メンバーにやれとは言えない。

だから、絶対強いらない。
私の団体にフルコミットすることを
強制しないし、勧めない。


いろんな組織に属してみてほしいし、
時には独りになって、放浪してみてほしい。

息抜きがてら
たまに帰ってくるくらいでいい。

1つの居場所として考えてね、と
いつもメンバーには言っている。



「優しい」組織ならではの問題

でも、こんな「優しい」組織にも
問題が生まれる可能性がある。

主に2つ。
後継者不足温度感合わせがムズいことだ。

前者は主にサークルで、
後者は主に学生団体のような、少しハードな組織で起こることだと思う。

①後継者不足

フルコミットする人が少ない分、
定着率は低い。

あくまで1つの居場所として考える人は、
自分が運営の側に立ちたいと
なかなか思えない。

だから、いざ代替えをしようとした時に
次期リーダーに名乗りをあげる人は
0に近くなる。

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最悪の場合、
組織がなくなっちゃうこともある。

②温度感合わせがムズい。

学生団体だとどうしても、
全員が同じ方向をむいて、ピシッとやらなきゃいけない期間がある。

イベントをやったり、プロジェクトを動かしたりする時だ。

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価値の提供先が自分たちだけなら、自己満足で終わればいい。

でも、お客さんやクライアント的な人がいる時は、相手の期待値に合うものを頑張って生み出さないといけない。

そんな時、 「バイトだから」とか「ごめん課題が終わんなくて」みたいな理由で、なかなかコミットしてくれない人がきっとでてくる。

ちゃんとした理由だから、
なかなか怒るに怒れない。つい許してしまう。

その結果、
温度感の高い人だけが死ぬほど頑張り、そうじゃない人は完全に置いてけぼりにされる。


ハハ☆ 地獄絵図の完成だ。

チームの温度感はガッタガタ。
プロジェクトの完成度も低くなる。





私が試したサクサク解決策


はて、どう解決したものか。

先程挙げた問題ごとに、私が試した解決策を
サクサクっと出していく。


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問題①をサクッと解決

①後継者不足 で意識したいのは2つ。
”目線合わせ””ファン作り”だ。

まず目線合わせ

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自分のめざしたい組織像がある。
中身は活動内容とか頻度とか、まあ色々だ。

でもこれは、他のメンバーが描くものと違うかもしれない。むしろ、ちょっぴりズレていることの方が多い


相違点がうまれたとき、
私は、私のこだわりポイントを1つだけ残して
あとは全部メンバーに合わせる
ようにしている。

ここだけは譲れない、変えて欲しくない(主に理念とか方向性?)軸を1つだけ決めて、あとはもうこだわらない。

私の代がいなくなったあと、
組織を形づくっていくのは、彼らだからだ


自分の理想を叶えたいだけなら、
自分一人でやればいい。

でも、ひとつのチームであるからには、
メンバーの立っている目線を常に探って、できる限り合わせていくのが、けっこうだいじだ。

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意識したいことの2つ目は
ファン作り

ファンっていうのは、

無条件で応援してくれたり、その組織が大好きだと公言してくれたり、

「俺ンとこのチーム、めっちゃ良いんよ」と、
他の人に勧めてくれたりする人のことを言う。

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ファンは、組織がつぶれることを望まない。
ぜったいに。

だからもし、
組織が究極的大ピンチに立った時、
ファンの子がきっと助けてくれる。

ファンを増やすには、
さっき書いた”目線合わせ”が必須事項だ。
プラス、純粋に仲良くなるのもだいじ。

ご飯行ったり、たわいもない話をしたり、
メインの活動とはちょっとズレたところで、
意外とファンは増えたりする。


問題②をサクッと解決

ガッタガタの温度感を
ちょっとでも整えるためには、
初歩的なルールを確実に守らせること。

これが一番手っ取り早い。

初歩的なルールとは、

・締切を守る
・約束の時間に遅刻しない
・割り当てられた仕事をやり遂げる

小学生でも理解できるような、
すごくシンプルなルールだ。


こんな感じのルールを、
プロジェクトが始まる時に提示する。
チームの中の共通認識として置いておく。


大切なのは、
守らない場合に厳しく叱ること。

たとえ、すごく仲の良いメンバーだったとしても。心を鬼にして。

それで逆切れされたりコミット具合が下がるようなら、思い切って見放していいと私は思っている。

最初にみんなで決めたルールを破っているわけだし、何よりチームのためにならないからだ。

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とにかく初歩的でわかりやすいルールを最初に設定し、守ることを約束してもらうことで、

チームの輪を乱す可能性となるものを
ひとつでも減らす。

そうすれば、ストレスも少しだけ
和らぐと思う。




さいごに

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ここまで、偉そうにつらつら書いてきたわけだけど、「優しい」組織を実現できるのは、きっと大学生までだ。

社会に出たら、利害がぜったいにつきまとう。
労働の対価としてお金も頂くわけで。

「しばらない」とか言ってられない。
とにかくみんな集中して、成果を追い求めなきゃいけない。


学生はその点自由だ。


社会に出た時の準備として、
フルコミット型組織でとにかく成果を追い求める学生さんも、もちろんいると思う。
いていいと思う。

でも私は、そんなのぶっちゃけ面倒くさい。
社会に出た時のことは社会に出てから考えたい派の女の子だ。

だからこそ、
大学生の今だから活用できる、
「優しい」組織論を心がける。

いろんな世界を見て、
自分の好きなことをやりながらも、
組織をちょっぴりウマく回せるように。


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