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神が爆笑する国ニッポン!?日本の「笑い」文化がスゴすぎた 『笑いの日本史』(中央公論新社)を読む!

編集工学研究所の30代女性エディター4名が、毎月テーマを変えて、5冊の本を語りつくす「ほんのれんラジオ」。2024年9月vol.18テーマは「笑うカドには? 場を突破するチカラ」です。
笑いの本質は、硬直を打破すること!? 何かを転換する「笑い」の力を、どう捉えるか?どう活かせるか?を考えてみます。

ほんのれん vol.18「笑うカドには? 場を突破するチカラ」の第5回目。
4回にわたっていろんな笑いを見てきたけれど、日本にはもともとどんな「笑い」が根付いていたのだろう?
ゲスト本『笑いの日本史』にアフォードされて、超高速ラジオ回となっています。

エピソード目次
/神楽―古事記の「ストリップ劇場」/神々のピカピカ笑顔が「面白い」の語源?(世阿弥説)/『枕草子』清少納言より/平安貴族は爆笑してた?/杖でおしりぺんぺん、爆笑する女房。/猿楽:お道化る男たち/俳(わざおぎ)/万葉集、十返舎一九の珍道中/鳥獣戯画、禅画 ・・・瓢箪ナマズの禅問答/与謝蕪村「又平に逢うや御室のはなざかり」/西洋と日本の笑いの違いは?/江戸文化研究者・田中優子が考えるキーワード「俳諧化」/家元文化/鳥獣戯画を仏画として読む!?/後白河法皇が好きだったポップス「今様」/舞え舞え蝸牛/フォーマット化した現代のお笑い芸/新海誠『すずめの戸締り』の元ネタは・・・

*日本の笑い4つの特徴(多様性、遊戯性、共同性、連続性)
*お笑い3分類(身体芸術系、言語系(①詩歌、②散文)、絵画・漫画)

▼今回取り上げた本

  • 『笑いの日本史』船橋晴雄(著) 中央公論新社 2023

  • 『鳥獣戯画のヒミツ』宮川禎一(著)淡交社 2021

▼「笑うカドには?」を考える「ほんのれん」旬感本5冊!

  • 『ユーモアは最強の武器である─スタンフォード大学ビジネススクール人気講義』ジェニファー・アーカー、ナオミ・バグドナス(著)神崎朗子(訳) 東洋経済新報社 2022

  • 『なぜあの人のジョークは面白いのか? ─進化論で読み解くユーモアの科学』ジョナサン・シルバータウン(著) 水谷淳(訳)東洋経済新報社 2021

  • 『感情は、すぐに脳をジャックする』佐渡島庸平、石川善樹(著) 羽賀翔一(絵)Gakken 2021

  • 『笑いの日本史』船橋晴雄(著) 中央公論新社 2023

  • 『トークの教室 ─「面白いトーク」はどのように生まれるのか』藤井青銅(著)河出書房新社 2024

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