自由で楽しい平安蚤の市で自分だけの宝探し(京都市左京区・岡崎公園)
毎月10日前後、京都・平安神宮前の岡崎公園には「平安蚤の市」の鮮やかなのぼりが立ち、野外に広げられた様々な品を目当てにたくさんの人が集まってくる。
ヨーロッパの陶器や古道具などを並べる店がある一方で、箱のまま置かれた食器やパーツ類、たくさんの籠、アンティークおもちゃ、1000円台から積み重ねられた着物や帯、古伊万里などの和食器も。常時100店舗以上が出店するにぎやかな蚤の市は、自由で雑多な雰囲気が魅力だ。
もともとは〝不用なものを次の誰かにつなげる場〟として始まった「平安蚤の市」。アンティークなど、古きよきものを好む人同士の交流の場でもあり、風情溢れる京都で開催することで京都から発信する文化交流としても注目されている。
新緑の季節、「平安蚤の市」で自分だけの宝物を探してみては?
出典:ひととき2023年5月号
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