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自分のペースで前向きに。「西の魔女が死んだ」


季節の変わり目のためか
子供達の学校が再開したためか、
体の調子が良くなくて
心も疲れが溜まってしまって。
子供と一緒に毎晩9時半に就寝していました。

元気を取り戻したくて、
頼ったのは友人たち。

LINE通話でお喋りしたり、
お互いマスク姿で久しぶりに対面でお喋りしたり。

もともとは子供繋がりでできた「ママ友」だけど
いまは子供は関係なく自分自身の「友達」と
私は思ってます。いつもありがとう。

もうひとつ、
気分がすこし上向きになったきっかけは
Netflixで観た映画「西の魔女が死んだ」
梨木香歩さんの小説が原作です。

中学に進んでまもなく、
どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは
季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、
西の魔女のもとで過した。

西の魔女ことママのママ、
つまり大好きなおばあちゃんから、
まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、
魔女修行の肝心かなめは、
何でも自分で決める、ということだった。
喜びも希望も、もちろん幸せも……。

その後のまいの物語「渡りの一日」併録。

■梨木香歩
1959(昭和34)年、鹿児島生れ。
英国に留学、
児童文学者のベティ・モーガン・ボーエンに師事。
『西の魔女が死んだ』で
日本児童文学者協会新人賞、
新美南吉児童文学賞、小学館文学賞を、
『裏庭』で児童文学ファンタジー大賞を受賞。

原作も読みたくなりました。

本棚に置いておけば
いまでも勝手に読むのですが、
6年生くらいになった娘に
届けてあげたいような気がしました。

思春期、繊細な子

主人公の女の子を娘に重ね合わせて観ていました。

「まい」がおばあちゃんから
大切な言葉をもらったように、
娘はこの本から大切な言葉を受け取れたらいいな。

2017年刊行の新潮社版は、
おばあちゃんのモノローグ含む
サイドストーリー3編が
併録されているそうです。


「扱いにくい子」

映画では主におばあちゃんと
主人公「まい」との日々が描かれていて、
お母さんやお父さんとのエピソードは少しだけ。

夜遅く、母親が誰かと電話していて、
「昔から扱いにくい子だったから」と言うのを
暗くなった子供部屋で娘が聞いてしまいます。

お母さんもまさか子供が聞いているとは
思っていないでしょう。

私も軽い気持ちで口にする言葉が
知らない間に子どもを傷つけて
しまわないようにしないと、なんて
母親の方にも共感しながら観ていました。


この前Amazonプライムで観た
「坂道のアポロン」も素敵な映画だったなぁ。
音楽って良いですよね。

私にも音楽仲間がいたらいいなぁ。
大好きな漫画「BLUE GIANT」を読み返したく
なりました。

大大大好きな漫画。



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