水素燃料の可能性と実態2021年
EV車が今後の主流になりうる?うんうん、確かにテスラもあの水素推進のTOYOTAでさえEV車を出すのだから…世の中主流になるに違いない。
おっと本当にそうなのか?EVは発電を必要とする。発電には現状石炭、石油などのCO2を排出します。それが水力や風力、太陽光発電で賄えるのか?これは大いに疑問が残るのです。
日本は原発事故以来、エネルギーの自給率は10%を切りCO2削減計画も進んでいません。そこで国策としてFCVを進める事になったのです。
この図を見て欲しいのですが、水素燃料電池は電池を充電して放電しつつ走るEV車と違い…化学反応で電気を発電しています。この差はもの凄く大きいのです!水素は確かに現状ステーションも単価も安くはありませんが、地球上にほぼ無限にあるフリーエネルギーです。電気は発電方法は様々ですが、再生エネルギー比率は少なく環境負荷も高い発電方法が多いです。
水素には様々な過程が必要ですが蓄電ができない電気よりも(少なくとも送電はできても…タンカーで運ぶ事は出来ない)液体化すれば大量に備蓄、輸送してその先で個別に発電ができる水素は日本の産業に有望な銘柄があるのです(・∀・)
東レは世界シャア炭素素材で一位です。岩谷工業はLPガスを主な扱い製品ですが水素を運搬するには高圧ガスの技術がいるので、水素と共通しています。一応会社の詳細を貼っておきます。
100単元株でもそれ程の価格になりません。東レも水素一本での企業ではありません。これから紹介する企業は、恐るべき可能性があると思います。
次巻は更に踏み込んだ水素銘柄を追っていこうと思います。