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「目覚めたときに…」No.56

高校時代の倫理社会の授業に出てきたニーチェは、
確かニヒリズムの立場をとる哲学者と習いました。

ニヒリズムとは、一般的には、この世界、特に過去および現在における人間の存在には意義、目的、理解できるような真理、本質的な価値などがないと主張する哲学的な立場であると学びました。

でも、あらためてニーチェの残した言葉をに触れてみると、
むしろやさしくもあり、温かい響きを残すものを発見し、感動したのです。

「一日をよいスタートで始めたいと思うなら、
目覚めたときに、この一日のあいだに少なくとも一人の人に、
少なくとも一つの喜びを与えてあげられないだろうかと思案することだ。
その喜びは、ささやかなものでもかまわない。
そうして、なんとかこの考えが実現するように努めて一日を送ることだ。」

素敵ですよね。

きっと、実行してみよう……。そう思いました。

感謝

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