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tipToe.小ネタ集(歴代シングルタイトルの由来)


tipToe.でEP(シングル)やアルバム何枚か出してきました。それぞれの由来についての話。

Limited Singleについて
そもそも1stとか2ndとかナンバリングを沢山重ねていくことに個人的に抵抗があって1st Singleや2nd Singleなど言わずに全部「Limited Single」って名前にしてる。その代わりにタイトルに「first」とか「second」とか数字を入れることにした。アルバムはこれが完成形という断固たる決意をもって「1st」とか付けてる。

「数字(番目)+学校などで使う身近な物」が命名規則。数字は小文字始まり、物は大文字始まりで間にスペースはなし。こういう書き方をコンピュータプログラミングの世界ではキャメル式といいます。これはただの僕の趣味。

firstLetter(ファーストレター)
1番目の手紙。Letterって手紙だけでなく文字という意味もあって、最初のCDなのでfirstLetterで1文字目=書き出しって意味も兼ねてる。CD-Rで手作りした盤で、同じCD2枚と封筒と便箋がセットになってて、誰かに1枚プレゼントしてね。という気持ちでデザインした。

secondDiary(セカンドダイアリー)
2番目の日記。この盤のテーマは特にねじ曲がることなくシンプルにfirstLetterの延長線上にあって、良い意味で変わってないので、firstLetter以降積み重ねてきた日々の出来事(=それを記録する日記)というところからsecondDiaryと名付けた。日記風ノート付きの限定盤が存在していた。ノート付きはビジネス的理由皆無で完全に趣味で作った。

thirdShoes(サードシューズ)
3番目の靴。夜モチーフのコンセプト盤。タイトルでかなり悩んで、確か別の案が途中まで有力だった。(なんだったか忘れた)
夜道を歩きながら聴いてほしいって意味もあったけど、このタイトルに決めたのは別の理由。赤ちゃんが最初に履く靴をファーストシューズ、少し歩けるようになってきた時の靴をセカンドシューズと言うらしい。この盤はアルバム「magic hour」で「ハートビート」というグループとして1つ目の回答を作り出した後で「magic hourの後の今ならどこまでも歩いていける」と思って、よちよち歩きのその先で履いていくための靴という意味の存在しないワード「サードシューズ」と名付けた。
ジャケ写は黒と見せかけて深い藍色。夜の色。

fourthBaton
4番目のバトン。バトンはリレーとかで使うやつ。2期1枚目の作品。先輩のあみ、後輩のりぴぞのの3人で出した盤。テーマは継承と新しい始まり。fourthはもちろん4番目の意味だけど、似たような発音でforth(前方へ、その先へ)という言葉があって、tipToe.のバトンをその先へ、新世代へ送るというイメージで名付けた。
thirdShoesよりわかりにくいかもだけどこの作品も僕としてはコンセプチュアルに作ってて、曲ごとの主人公がそれぞれの立場と視点で物語を辿り、交わってチームになるという部分を4曲で書いてる。2期は群像劇やるぞ!!という意思表明。
ジャケ写は白と見せかけて薄いピンク。さくら色。


長くなったのでアルバムの方はまた今度。

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