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献血に行ったら「献血できない身体として登録されている」ことが判明した話

コロナ自粛のせいで献血数が減っていて、異例の「献血は不要不急の外出には当たりません」宣言まで出されていた日本。
世のため人のためになることをしたいと思っていても、金もなければ技能もない私には無理。しかし、献血なら私のような小市民にでもできるのです。そう思ったらいてもたってもいられず、ずっと「コロナ明けには献血に行こう!」と思っておりました。
お恥ずかしながらアラフォーの今まで献血もしたことがありません。でもきっと優しく出迎えて下さるはず!
そんな中、ようやく緊急事態宣言が解除となり、おりしも偶然近所に献血カーが来るとのこと。いそいそと献血に行ってきました!

ところが!

そこで告げられたのは、衝撃の事実。
「数十年前に、登録だけしたことがあるようですが?」
「はい、ありますね…」
「その際にあなたは、輸血経験があり、二度と献血できない、と登録されているようなのですが」

「…は?( ゚д゚)ポカーン」

実は大学を卒業して最初に入った会社で、新入社員は全員強制で献血しろと言う命令があったのです。まぁ、世のため人のためだからそれはいいと思うのですが。ただ、その際に、直近で盲腸的な手術をしていた私は、実際の献血は出来ず、登録のみとなったわけです。

その後も献血をしたいと思い続けていましたが、二人の子どもは帝王切開でしたし、割と長いあいだ授乳もしていたため、なかなか叶わず。

ようやく念願かなって初の献血! …と思っていたのに、まさかの「輸血歴有で献血不可」とのこと。

いやいや、ちょっと待って!
いくら何でも輸血してもらった記憶はないんですけど!?

と言う話になり、どんな手術だったかも説明。
「あー、それはどう考えても輸血しませんよねw」
「ですよねw」と笑い合い…

しかし、その日は医師の問診を受けて「輸血歴有、の文言を外す事務作業までしか出来ません」というお話。後日、協会から「献血してもOKですよ」という証明をいただくまでは献血できません、と言うお話でした。

「おそらく(数十年前の強制献血の際に)担当した医師が適当なことを書き込んだのではないか、どうも申し訳ありませんでした」と、陳謝されてしまいました。

あ、別に怒ってるわけじゃありませんw
むしろ、数十年前の記録(当然、実家の住所だし旧姓です)がきちんと管理されていて、献血センターの管理能力の高さに感動したくらいです。それくらい大切なことなんですね、献血って。「不足してるのか、よっしゃ、やってやるぜー」くらいの軽い気持ちで行ったことを反省しているくらい。もちろん冷やかしで行ったわけでもないですけど。

次こそは! きっと「献血してきました!」という報告ができるのではないでしょうか。ワクテカ!

それにつけても、私ってばこういう経験が人より多くてネタに事欠かないなぁw

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