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”感情”日記で、何気ないひとときをドラマチックに彩ろう

ブログ、5投稿できて嬉しい!!


いきなり本編から逸れますが…とりあえず5投稿!やった〜!

日記の良さを言語化して発信するブログをやってみたいな〜と思いつつ、
「何かの役に立つわけではないしなぁ」
「ブログ始めたとして、継続できるかなぁ」
と、実際に始めるまではうだうだと悩んでいました。ですが、「やってみたい!」という気持ちが1ミリでもあるのなら一旦やってみちゃうのが良いんだなって思えました。やってみると気持ちが乗ってくるし、始めてみて合わないと思えばやめればいいだけだから、自分の心の声に素直になって、ある意味テキトーに動いてみるのも楽しいな、と思う今日この頃です。

日記が、味気ない行動記録になってしまう

さて、先日友達と喋っていたら、友達が
「日記を書こうと思っても、ただの行動記録になっちゃって、あとで読み返しても面白くないよな…と思って続かなくなるんだよね」
って言ってました。

確かに、、大共感。
僕も、特に日記を書き始めた頃はただの行動記録になっていました。実際今になって読み返すことはほぼないです…。日記はあとで読み返す楽しさも醍醐味の一つなので、読み返したいと思えない文章になってしまうのはあまりにももったいない。どうしたら読み返したい日記になるだろうと考えを巡らせつつ、当時の(行動記録)日記を見返してみました。

今日は午前に議事録を2本分書いた。会議の内容が難しいし、疲れた。お昼はずっと行きたいと思ってた会社近くのおにぎり専門店に行って、おにぎりセットを食べた。美味しかった!午後は事務系の仕事ばかりやってて、ずっと忙しかった。結局退勤が20時頃になって、家に帰ったらドラマを見てすぐに寝てしまった。

・・・つまらないな笑
なんか人間味がないというか、まるでAI秘書が一日中自分の後をついてきて自動で書き記した記録のような感じがします。

感情にフォーカスして書いてみる

もっと人間味のある、感情にフォーカスした文章になれば、温かみや面白さが出てくるのではないか…?
そう思い、この日一番感情が動いたであろうおにぎりのシーンを起点に、感情フォーカスで書き直してみました。

おにぎり専門店のおにぎりが、美味しかった!!おにぎりってこんなに美味しいものだったんだ。今まで気づいてなかった。いつも仕事に忙殺され、お昼もコンビニでスマホを見ながら食べてるから、味なんて覚えてないし、でも今日はおにぎりのおいしさをゆっくりと堪能できた。
まずお米がふわっと空気をまとっているみたいで、ほんのりと甘くて、文字通り噛み締めて食べた。具材に到達すると、いぶりがっことチーズとお米っていう一見カオスな組み合わせが絶妙に調和して、この組み合わせ考えた人すごいな〜とか思った。
久しぶりにゆっくり満たされた昼休みを過ごせた。いつもはコンビニ飯食べながらスマホを見る昼休みだけど、あんまりリフレッシュできてなかったんだなぁ。たまにはこんな昼休みがあると、心にゆとりが生まれて良いかも。


一文目を「美味しかった!!」という感情(主観)から始めることで、一気に温度のある文章になった気がします。

なぜその感情になったのか
感情を抱いた背景には何があるのか
感情をクローズアップすると、どんなことが見えてくるのか

こういった感情の深掘りが自然と進んでいって、最終的には「忙しい時こそインスタントなものから離れて、心にゆとりを持ちたい」という価値観まで見えてきました。日常の何気ない1コマをスローモーションにして書くことで、自分の生き方が見えてくるので、日記って面白いなぁ、と思います。

もし日記の内容が味気ないな、と思ったら、感情にフォーカスして書いてみると良いかもしれません。きっとより面白く、より楽しくなります。

何より、感情から始まる文章はドラマチックで、惹きつけられるような魅力があると思います。誰もが知っている、あの小説の冒頭のように。

メロスは激怒した。

太宰治『走れメロス』


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