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自分の本心はどこにある?探しにいこう

心の声vs頭からの指令

「仕事を楽しめていないのは、仕事に真剣に向き合いきれてないからだ」
「仕事が好きになるように自己暗示をかけよう」
「仕事にいちいち感情持ってたら疲れるから、感情をオフにしよう」
「これを断ると相手に申し訳ないし、OKしようかな」
「何もやらかさないように、うまく飲み会をやり過ごそう」
「自分が我慢する分には問題ないから、皆が楽しめるようにしよう」
「こんなことしたら人に余計なこと思われるだろうな」

自分の本心はどこにあるんだよ!!
自分は一体、誰の人生を生きているんだよ!!
本当は何を心から望んでいるの?
子どものように、何も考えをこねくり回さずとも純粋に夢中になれるような瞬間を望んでいるんじゃないの?

😡  😫  😢

冒頭に連ねた言葉は、実際に僕が自分自身にかけてきた言葉です。社会人になって特に、社会の風潮や人からの期待、将来に対する打算が頭の中になだれ込んできて、自分の感情がわからなくなっていきました。

仕事で「元気?」と聞かれたら「元気です!」と答えるしかないし、「仕事楽しい?」と聞かれたら(1ミリも楽しいと思っていないのに)表情筋バキバキの笑顔で「楽しいです!」と答えていました。自分の心はうまく生きていく上で邪魔だとさえ思うようになって、本心を押し殺して「仕事は楽しい、仕事は楽しい」と自分自身に言い聞かせていました。この自己暗示が全身に効いていけば、都合の良いきれいな大人になれる、と思っていました。

そうしているうちに、今自分が楽しめているのか楽しめていないのか、辛いのか辛くないのか、わからなくなってきました。感情が麻痺してしまっていたんだなぁ。。「自分の人生」を生きている実感が湧かなくなって、「やりたいこと」が何かわからなくなって、やりたいことを考え出すとモヤモヤが肥大化して自己嫌悪になり最悪な気分になる、なんてことも何回もありました。

日記を通じて、本心にたどり着く

一日の大半を仕事や人とのつながりに費やして、一人でいる時さえSNSで人と繋がっている。誰ともつながらず、誰にも気を使わなくて良い場所で、ただ本心をさらけ出せる場所があれば、すっと心が楽になって、生き方がシンプルになる。と僕は思います。それができる場所が、日記です。

日記は誰にも見られないから、テキトーなことでも、ネガティブなことでも、なんでも書けます。頭に浮かんだことを浮かんだ順に、とりとめもなく文字に落としていくと、自分の気持ちを空から俯瞰して見られるような感覚になります。

そうすると、
「これは本心だな」
「これは取り繕っているな」
という分別が自然とできるようになっていきます。本心というのは目に見えない、曖昧なものですが、日記に自分の気持ちを書き進めていくことで、確実に、本心の純度が上がっていきます。本当の気持ちにアクセスできればそれだけで心が落ち着いて楽になれるし、これからの行動を少しでも自分らしく我がままに、楽しい選択ができるようになると思います。

本心の純度をあげて、より夢中に生きたい!

もしこの日記を何年間も続けたとしたら、どんどん本心の純度が上がっていって、自分の使命とも言えるような「本当にやりたいこと」がわかるようになって、自分らしい生き方を夢中でできるようになるのではないか?そう思っています。

心から感動する人生を生きるスタートラインになるのは、本心に素直になって行動することで、本心を見つけるには、日記が一番良いツールだと思います。僕はこれからも日記を書き続けていきます。もしこれを読んで、少しでも日記って良さそうと思った人は、ぜひノートや手帳を買って、まっさらな紙に1文目を書いてみてはどうでしょうか。


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