文章執筆とレビュー
読んだ。
雑誌の読者投稿コーナーにハガキを載せてもらうため、兄の添削を受けていたという話である。冒頭のまとめに "どんな文章であれ、「レビュー」「壁打ち」って滅茶苦茶重要ですよね" とあるが、全くもってその通り。他人の目線が入るとクォリティは間違いなく高まる。
レビューは他人が望ましいが、自分でやっても効果がある。書き上げてちょっと時間を置いてから、できれば一晩置いてから文章を読み直す。すると目線が書いている時とは変わるので、誤字脱字だけでなく論理構造や表現に関しても問題が見える。そこで修正すれば、よりクォリティの高い文章ができるはずだ。
しかし、ここで一つ問題がある。それは書き上げたらさっさと投稿したいということだ。他の人はどうか知らないが、俺はさっさと投稿したい。noteも書き上げたら最後に全体をサッと眺めてすぐに投稿している。本しゃぶりの場合はもう少し丁寧に読み返すが、それでもじっくりレビューするつもりで読んだりはしない。
なぜクォリティが上がると分かっているのに、じっくりと読み返さずに投稿するのか。一言で済ますなら「面倒」となるわけだが、もう少し考えてみよう。
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人に対し何かをしてあげるという事は、全て「見返り」を期待しての行為だ。noteのサポートは文章を読むための「見返り」である。