独身男性だから短命要素を潰したい
読んでいる。
最近も一部で独身男性の寿命がどうこう言われていた。曰く、未婚の男性は既婚に比べて寿命が短いとか、それほど短くないとか。
この増田の通り、男性未婚者と短命には相関がある。しかし、どこまでが未婚であることが原因で、どこからが疑似相関であるのかを知るのは難しい。
上の増田でも言われているが、収入は重要な要素となる。基本的に収入が高いほうが健康に良い。食事や運動などに金を出しやすいし、病院にも行きやすい。収入が高いほうが寿命が長いと言われても納得がいくだろう。そして男性は収入が高いほうが結婚しやすい。ゆえに、重要なのは結婚しているかどうかではなく、収入が高いかどうかである、と。
なので未婚であることがどこまで直接的に短命の要因となっているのかは分からない。しかし、未婚であることが短命となる要素を持ちやすいということは普通にありそうだ。
結婚に関連しそうな話に社会関係が挙げられる。誰かと繋がりがあるかどうかが、健康に強く影響を及ぼすという話だ。例えば『日本人の健康を社会科学で考える』では、社会参加活動 (仕事や勉強以外に、何らかの形で社会と関わりを持つ活動) を行っているかどうかで、糖尿病の発症リスクやメンタルヘルスについて調べていた。
予想通りと言うべきか、社会参加活動に参加している人のほうが発症リスクは低く、メンタルヘルスも安定している。例によって疑似相関が疑われるので、年齢、学歴、所得の影響を除外して調べたが、それでも活動の効果はあるという。
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