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フリーライダーの戦略

読んだ。

さんざん言われているが、パニック映画を根拠に弱者を助けるべきと説かれてもと思う。だが今回書きたいのはその話ではない。こういう記事を読むと俺は逆に考えたくなる。フリーライダーをどうするべきかではなく、フリーライダーはどうあるべきかを考えてみよう。

まず目指すべき方向性を決める。なるべく長く一つの組織に寄生する方向を目指そう。フリーライダーは組織と心中する必要はないが、宿主を変更するにはコストがかかる。さんざん搾取して次に移るという、ロイコクロリディウムみたいな生き方は大変そうだ。同じところで末永く無駄飯を喰らい続けよう。

となるとすぐに思いつく戦略は目立たないことだ。働いていないことがバレたら排除の力が働く。これはよろしくない。追い出されまいと抵抗することは可能だが、うまい汁を吸うのが難しくなる。それに抵抗するというのもコストがかかるので、それなら普通に働いたほうがマシだろう。フリーライダーであり続けるのであれば、問題を起こさないように注意し、目立たずひっそりと生き残るのが良い。

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