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そろそろ2023年上半期に読んで面白かった本を選ぶか

早いものでもう2023年が半分終わろうとしている。半分終わるということは、面白い本を紹介するタイミングということだ。ブクログを見ながら考えるとしよう。

2023年に読み終えた本は55冊。これから星5をつけた本を抽出したらちょうど5冊だった。これで確定か?

同志少女よ、敵を撃て

ベストセラーな歴史小説。これは面白かったので、読んですぐにnoteを書いていた。

noteを見返したら『最強の女性狙撃手』を買ったと書いてある。買ったはいいが、いろいろと後回しにしていてまだ読んでいない。優先順位の高い本がいろいろあるからな。

後悔の経済学 世界を変えた苦い友情

『マネー・ボール』や『最悪の予感』でおなじみマイケル・ルイスが、『ファスト&スロー』のダニエル・カーネマンとエイモス・トヴェルスキーについて書いた伝記の形をしたBL。

トヴェルスキーが天才という話は聞いていたが、俺は主にカーネマンの書いた本を読んでいたので、どちらかと言えばカーネマンが主役だと思っていた。しかし当時はトヴェルスキーが天才という扱いで、カーネマンはおまけのように思われていたらしい。当のトヴェルスキーはそんなことを思っていなかったのだが。

 本書を読むと、最後まで立っていた者が勝者だとよく分かる。自分より上の人がいても、先にいなくなったら次は自分の番だ。

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