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【ハウスメーカー紹介】積水ハウス株式会社

どこのハウスメーカーにしようかと迷った時に、ハウスメーカーの事業内容などを調べてみるといいかもしれません。潰れないハウスメーカーでアフターサポートの安心感を得る、共感できる事業を行うハウスメーカーを選び、家の愛着を大きくする、そう言ったことへの一助になればと思います。
今回は積水ハウス株式会社の情報についてまとめました。ここでは、概略をまとめており、本格的に調べ始める前の大枠を掴むために参考にしてみてください。

①概要

・基本データ

社名:積水ハウス株式会社
本社所在地:大阪府大阪市
設立:1960年
資本金:2,028億円
従業員数:29,052人
売上高:2兆9288億円
平均年齢:43.6歳
平均年収:834万円

・業績推移

23年1月期有価証券報告書より


年々右肩上がりに成長を続けています。創業100周年の2055年に売上高10兆円を目指している企業で、まだまだこれから大きくなっていくでしょう。

・事業概要


1.請負型ビジネス

2.開発型ビジネス

3.開発型ビジネス

4.国際事業

積水ハウスは住宅を起点に4つの区分でビジネスを行っています。日本の人口減少により新築住宅の戸数減少が予測されていますが、新築戸建、賃貸住宅の売上高は全体の25%で、これから伸びるとされているリフォームや安定した売上を獲得できる不動産フィー事業も同じくらいの比率のため、今後も安定した成長を見込めると思います。また、アメリカの新築戸建市場にも進出しており、日本だけではなくグローバルでビジネスを拡大しています。

②戸建住宅事業について

・業績

22年度の業績
売上高:3,524億円
営業利益:383億円
年間着工戸数:10,061戸(国内戸建)

積水ハウスの戸建住宅事業は前年比横ばいで、市場の縮小から戸建住宅の売上を伸ばしていくことは難しいと思います。しかし、営業利益率が10%を超えており、しっかりと稼ぐことができています。高価格帯商品を押し出すブランド戦略がうまくいっており、棟あたり単価が高くできていることが要因だと考えられます。

・特徴

積水ハウスは鉄骨造と木造のどちらも展開しています。鉄骨造ではダイナミックフレームシステムという軸組工法、木造ではシャーウッドという在来軸組工法などがあります。

・今後の見通し

中期経営計画より抜粋

おもしろい試みとして、SI事業というものがあります。積水ハウスグループの責任施工で住宅の骨組部分を手掛け、地域ビルダーが仕上げなどの見た目を整えるイメージだと思います。購入者としては、積水ハウス独自技術の耐震性能の高い住宅を地域ビルダー価格で購入できるのは大きなメリットじゃないでしょうか。四号特例の見直しにより構造図書の提出が必要となり、困っている地域ビルダーにとってはそこを担ってもらえるのは助かると思います。年間300棟が目標のようですが、普及している尺モジュールの木造なのでもっと伸びていきそうな気がします。デザインに関しては専門外のためあまり分かりませんが、愛着という言葉には魅力を感じています。

③まとめ

今回は積水ハウスについて、どんな会社なのか簡単にまとめてみました。積水ハウスは住宅をメインに事業展開をしている企業です。海外でもアメリカを中心に住宅事業を展開しており、将来性もあります。国内においてもこれからSI事業がどうなるか楽しみです。
みなさん、積水ハウスどうですか。ではまた。

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