キレのある動作は「骨格」で作る

昨日、女子競輪選手のNさんが来店。

素晴らしいキレキレの動作に甦えったので

ホットなうちに書き留めておこうと思い、

ブログ記事に書くことにしました。


約1年半ぶりだったのですが

落車したり、自分の自転車スタイル🚴‍♀️に

迷ってしまい自問自答を続けていたとの事。


まず、Nさんの體(からだ)の声を聴くと

ペダルに力を伝える一番大切な足先🦶が

硬化していました。


また、その影響が動作にどれ位の影響が出ている

のかをある実験をして確認してもらいました。


〝アレ… 太腿しか使っていないですね…〟


私の考えは、きちんと立てない人は、

まず、きちんと歩くことが出来ない。

きちんと歩くことが出来ない人が

きちんと走れる訳がない。


ただ、立つのではなく、

「骨格」を使って立つことが基本中の基本。

所謂、〝骨身に任せる〟立ち方である。


久しぶりのNさんの立ち方は、

きちんと地面に乗れていなかった。


足先🦶の硬化改善をした後に

先程ね実験を再度すると「力」の通りが

少し良くなりました。


今日のNさんのテーマは、

「鎖骨」と「距骨」の連動性を高める‼️


殆どの競輪選手は太腿やふくらはぎで

ペダルを漕ぐ選手ばかり。


私の考え方は如何に「全身の連動性」を

高めて「全身から生み出された力」を

ペダルに伝える手法です。


次にNさんの「肩関節」の周りの硬化を

改善しました。


肩関節周りの硬化は股関節との連動性を

妨げてしまうからですね。


特に最高のエンジンルームである

「体幹部」から発生した巨大な力を

如何にスムーズに手足に流す(通す)かが

アスリートにとって一番大切なこと。


その鍵🔑を握っているのが…

「鎖骨」なんですね!


鎖骨は胸骨と繋がっていて、

鎖骨が動くと連動します。


その動きに合わせるように、

肋骨や肩甲骨が連動して、

その流れが骨盤に届き、股関節、膝関節、

足関節まで連動してくれるのです。


その動きはまるで「でんでん太鼓」のように

軸(体幹部)が動くと紐(腕・脚)に伝わり

玉(手先・足先)が太鼓に当たるのです。


ここ数年、体幹トレーニングが流行っています。


私も体幹部を鍛えることは賛成ですが

問題は「鍛え方」です。


今の体幹トレーニングは、

樹の幹のように安定した体幹部を作るために

固めてしまうのが特徴である。


ブレない「軸」を作ったものの

その代償として「骨格」が筋肉で固められ

滑らかに動けなくなってしまった。


以前、私の開催している骨ストレッチ講習会に

体幹トレーニングで固めてしまった陸上競技の

短距離選手のO君が来ました。


骨ストレッチの「手首肩甲骨」をしてもらうが

体幹部が固まりすぎて肩甲骨を後ろに引くことが

出来ないのです。


体幹トレーニングをしても、

ストレッチをしたら柔軟性が低くならないと

言っている人も居るらしいが…

英語で言うと、大馬鹿やろである。(笑)


私は体幹部にある「骨格」を滑らかに動ける體を

作るために硬化している部分をほぐしています。

腕や脚の筋肉が硬化しているから体幹部で

発生した巨大な力が手先、足先にスムーズに

流れていかないことを知らない人が多い。


「骨格」が動くと言うことは、

同時にインナーマッスルが動いています。


人間の體の中で一番大きな筋肉は

紛れもなく体幹部です。


この体幹部を有効的に使うことで

巨大な力を発生させることが出来るのに

その部分を固めてしまうことは

どう言うことか分かりますか?


ちょっとイメージして下さい。

腹筋ボコボコのチーターの姿を…

画像1

(※写真はお借りしました。)

時速121㎞で走るチーターの腹筋が

固まってシックスパックで

ボコボコだったら、、、

あの俊敏な動きは出来ませんよね!


前足(腕)と後ろ足(脚)だけで、

セコセコと走るチーターの姿を見て

あなたはどのように感じますか?


もし、「違和感」を感じたのなら大丈夫です。

私のお話は理解して頂けると思います。


万が一…

この滑稽なチーターの姿をイメージしても

なんの違和感も感じないのなら、

私とは違う価値観をお持ちの方なので

これから先、私とのご縁はないと思います。


話が長くなってしまったので

この後の続きは「part2」で書きます。🙇‍♂️















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