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親愛なるきみへ。愛と感謝を込めて

【記事を書く背景】

まず、この記事を書いている背景から説明しようと思います。

この度、パートナーとの話し合いの結果、2024.9.23をもって、これからは別々の道を進むことを決めました。

別に、わざわざ人に話すことでもないと思うのですが、今の頭の内側を吐き出して記録しておきたくなったので、この記事を書いています。

というわけで、なるべく長くならないように書きたいなって思います。できるだけ頑張ります。

(多分無理です。この茶番にもそろそろ慣れて欲しい←)

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【感謝と馴れ初め】

まず初めにパートナーに感謝を伝えたい。今まで本当にありがとう。

会社の同期として、出会いから9年以上、パートナーになってから4年間。クソお世話になりました(ワンピース:サンジより)。

きっかけは7年前(2017年?)の婚約破棄。僕が結婚を約束した彼女にフられ、死ぬほど落ち込んでいる時。

「ほかっといたらほんとに死にそうだったから」という理由で、家に招いてくれて、「実は顔が好きで狙っていた」という謎の理由で慰めてくれたのよね(笑)

その時は本当に助かりました。あの時は正直、"生きる意味"がわからなくなっていたし、これからどうすればいいのか、何を楽しみに生きていけば良いのかわからなかった。

そんな絶望の淵から救ってくれたあなたは、間違いなく僕にとっての"ヒーロー"でした。

もしかしたら、僕のヒーロー願望はこの時からかな…?

いやまぁ、多分それは違うな。けど、それをきっかけに、誰かを絶望から救う"ヒーローでありたい"という想いは強くなったのしれないね。

元々、就職した直後から、歳の離れた同期として、子供(パートナーの)も含めて仲が良かったのはあったけど、

そこからさらに仲良くなって…まぁなんやかんや色々あってパートナーに落ち着きました。

(長くなるので詳細は割愛。というか、色々あり過ぎて文字だけでは語れなさそう。)

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【なぜ別れたか】

そんな感じでパートナーになったものの、正直結構初めの頃から、お互いに"合わないな"って感じてる部分はかなりあったと思う。

圧倒的に感情タイプのパートナーと、圧倒的に論理タイプの僕。

初めの方は、喧嘩になると話し合いにさえならなかった。

それでも、少しずつ。本当に少しずつ、話し合いを重ねて、少しずつ歩み寄っていった4年間だったと思う。

けど、やっぱりどうしても合わない部分が沢山あった。

そして、話し合って、理解しようと努力して、すり合わせて行った結果…目指している山「理想のパートナー像」「価値観」みたいなものが違っていたことに気がついた。

ほんと今更なんだけどね。

それで今回、お互いに話し合った結果、「別れる」という決断になりました。

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過去のポストでも言ったことがあるけれど、正直な話、7年前(2017年?)からずーっと、心の奥底では"恋愛"をする気持ちってなかったんだと思う。

婚約破棄されてから誰とも付き合わなかったわけでもないし、看護師さんと付き合って別れたり、何人かの人と良い感じになったりもしたんだけど、なんか結局ダメで…。

「あー、やっぱりもうダメなんだなぁ」って諦めてしまっていた部分はあった。

それはもしかしたら、"大好きな人に嫌われてしまうトラウマのようなもの"なのか、"自分の身を守るために課題の分離をし過ぎた弊害"なのか、"ただ過去の恋愛と比較してしまっているだけ"なのか…。

おそらく色々な原因が複雑に絡み合っていたのだとは思う。

そんな中で、今のパートナーとは色々な理由があり、籍を入れず名前も変えない事実婚のような"パートナー契約"を交わすことになった。

お互いの親にもちゃんと紹介して。(仰々しい感じではないし、両家顔合わせとかもしていない)

だけど、僕がパートナーに対して初めからずーっと言っていたのは「今さら恋愛をするつもりはない。家族として大事にしたい」ということ。

最初はそれを了承して一緒にいたパートナーも、少しずつ何か違和感を感じていたんだと思う。

僕自身も、パワハラの経験から自分の人生により真剣に、主体的に生きようと決めたり、

お金の勉強をして会社への依存を無くしてFIRE(経済的自立&早期退職)を目指したり、

自己理解して、色々な人と出会い、セミナーや塾に通い、多種多様な価値観に触れることによって、元々持っていた価値観もアップデートされたり、

そういうたくさんの経験を経て、"人生を幸せに生きること"においては、"恋愛も一つの大切な要素"であるということに、最近になって改めて気付かされたんだよね。

そこから、理想のパートナー像を考えるようになったりしてさ…。

(理想のパートナー像について、色々考えてみたけど、めちゃくちゃ長いので一旦ここには書きません。要望があれば別途書いても良いけど…、まぁ、気になる方はお話ししましょ。そしてあなたの理想のパートナー像も教えてください。)

実際、考えたパートナー像に完全に合致する人なんて多分いないと思うのよ。だけど、理想を掲げて、それこそ自分の信じる"綺麗事"を言い続けるのが僕の姿じゃん?って思ってしまった。

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そして、相手の理想も大事にしたいと思ってしまった。話を聞けば聞くほど、理想のパートナーは僕ではないなって感じてしまった。

僕の座るべきイスではないなって。素直にそう思ってしまったんだよね。

そうしたら、そこは空けてあげなきゃいけないなって思ったんだよね。

あ、なんか、「相手のことを思って別れた」みたいなすごく良い話に映るのは嫌だからちゃんと言っておくけど、自分にとっても違うなって思ったのよ?

んー、いやけど、やっぱりどちらかというと、「自分の座るべきイスではないな」って思ったのが大きいのかもしれない。

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僕はやっぱり"自由人"だから、僕と一緒に居ようと思うと、結局パートナーが色々と合わせてくれてたんだと思うんだよね。

「お互いが自分軸で居たら、交わらないことがわかっているからこそ」パートナーに我慢させたり、悲しい想いをさせてたんだろうなって。

そこに対して僕は、「課題の分離ができてないだけでしょ?」「別に嫌なら離れれば良いじゃん?」「無理に一緒にいる必要なくない?」「一緒にいるのを選んでくれてるってことは、そういうことだよね?」

って、自分にとって都合の良いように解釈してしまっていたんだと思う。

僕はパートナーに"家族"としての関わりを求めていて、"存在してくれているだけで良い"とか"何かあった時に頼れる場所、帰ることのできる場所があれば挑戦ができる"って伝えていたんだけど、

これって裏を返せば「都合のいい時(困った時)だけ頼らせてほしい」って言ってること同じだったんだなって。

相手がほんとにそれでいいって思ってる人なら良かったけど、違ったってことにやっと気がついたんだよね。

だから、改めてそれを考えると本当に申し訳なかったなって思う。本当にごめんね。

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【恋愛価値観の話】

けど、ここまで続いてたのって、やっぱり自分の大切にしていた「恋愛価値観」みたいなものにも繋がってるなって思っていて。

◆『積み上げが大事』って話

僕にとっては、今まではこの要素がとても強かった。というかむしろ、それでしかないと思っていた。

よく例えるのは「星の王子様」の物語なんだけど、敢えてストレングス資質で言うと"親密性"的な考え方なのかな。

"かけてきた労力と時間、そして愛情の量が、バラの花(どこにでもあるもの)を自分にとって特別な存在にする"

っていう考え方なんだけど、この考え方が、"美しい"し"正しい"と思って今まで生きてきたんだよね。

◆『未来から逆算して考えるもの』って話

だけど、この考え方もあるよね。

最近、色んな価値観に触れて、自分自身も常に成長していく中で、セカイキで出てきた物語思考的な考え方や、コーチング的な理想の未来を思い描く考え方、

プロ校などでも言われる「命の使い方を決める」ってこと、

つまり、"自分の理想の未来を思い描いて、そこに向かって何が必要で何がときめくか、それを判断基準として自ら主体的に選び取っていく"

みたいなこと。

色んな人と話していて、恋愛ってどちらの要素も大切なんだなって、ほんとに今さらながら気づいたんだよね。

まぁ、最終的にはそこもバランスなんだろうけどね…。

恋愛については、きっとあの時(婚約破棄)から時が止まったままで、ものすごく初心者だからさ…。

まだ自分だけでは上手く歩んでいくのは難しいかもしれないや…(笑)

『難しいね、人間関係ってさ』

(昨日の意味深なポストはここに繋がるわけね笑)

これってマジで答えがない問題だよね。哲学的で本来ならものすごく好きなはずなんだけどなぁ。難しいなぁほんと…。

世の中の結婚してる人、パートナーを持つ人たち、本当に尊敬します。爪の垢を煎じて飲みたいくらい。

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【改めて感謝】

というわけで、色々頭の中を赤裸々に語ってきましたが。

一応ちゃんと伝えておきたいのは、好きだったのよ。ちゃんと大切だったのよ。パートナーのこと。

正直今でもその「大切な人」って気持ちは変わっていません。

何かあった時には自分にできることなら助けるし、お互いに納得して、友達に戻ろっかってお別れしたからね。

だけど、目指す山が違ったら仕方ないよね…。悲しいけどさ。

長い時間一緒に居て、ものすごくたくさんの愛をもらったし、気づきをもらいました。

本当にありがとう。

僕は何か与えられたんだろうか。
与えられていたら、いいなぁ…。

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【これからのこと】

最後にこれからのことを少しだけ。

正直ね、パートナーとの関係は続けようと思えばいくらでも続けられたと思う。

仕事も同じ。定年まで続けようと思えば公務員もやれていたと思う。

粘り強くて諦めないのが僕の強みだと思うから。

だけど、それでもやっぱり、日々感じている違和感に嘘はつけなかった。自己理解してから、そういうのがより顕著になってるとは思う。

あ、自己理解を否定してるわけじゃなくてね、すごく幸せなことだと思ってるよ。

「自分の人生を自分で決めて歩んでいる感覚」

これからもこの感覚を大切に、生きていきたいと思う。

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本当に今、僕は幸せものだと思うんだ。
周りには素敵な人が沢山いるしね。

けど、やっぱりしんどい時もある。

まだ実感がないだけで、今も多分結構しんどいんだと思う。だから時間を取って、こうやって内省しながらひたすら文章を書き殴ってるんだろうね。整理したくて。

自分の感情に気づくのってすごく苦手でさ、最近ではそれも一種の強みだと理解はしてるんだけどさ、こういう時ってどうしたら良いかよくわからなくなるのよね。

一旦なんか泣けるアニメでもみて、号泣してきたらいいのかな…(笑)

という冗談はさておき(?)

そういう時には、素直に周りの仲間たちに「助けて」って言えるような、"弱くてかっこいいヒーロー"になりたいなって思ってます。

最後まで読んでくれてありがとう。
これからもよろしくお願いします。

しん

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