本日のマイブック(一月九日)

私事だが、「マイブック2022年の記録｣という本を買った。文庫本のような体裁をした日記帳だ。せっかくなので、書いたものをここにも載せる。気まぐれなるままに、日常を綴っていこうと思う。

一月九日(日)

「飲み会の熱」

 熱い飲み会が好きだ。そう思った。酒は苦手だ。そうとも思った。
 
酒を飲むと、確実に体調を悪くするし、次の日のダメージもでかい。酒を飲むには、何かしら理由がいる。いつからかそう思うようなっていった。

 したがって、家で一人で飲むことなどほとんどない。家族も、そんな自分を理解してか、ビールの一杯も誘っては来ない。申し訳ないなとは思いつつ、隠れた気遣いを今は甘んじて受け入れている。
 
 だからこそ、熱い飲み会が好きだ。語り合える飲み会が好きだ。くだらない話でももちろん構わない。

 だが、将来のことを、今のことを、いい年こいた大人が顔を真っ赤にして、熱を吐くように話しているのが、話すのが好きだ。

「酒がないとできない熱い話ってなんだよ」

 そう思うかもしれない。概ね合意だ。

だが、酒に火をつけるとよく燃えるので、仕方がない。あとは、その火を消さなければいい、忘れなければいい。

それでいいじゃないか。と思う今日この頃でした。