折口悠

本、好きです。誠実に読むことを心がけています。本を読んだ感想を語りたくて「読書感想文」を書きます。

文学に言祝ぐ  混沌の現実の中で、桜を揺らす颯爽たる風を感じるか?

「文学に言祝ぐ」は筆者の心に刺さった作品を心の底から推す、そんな場所です。 今回は宮沢賢治「生徒諸君に寄せる」を推します。 筆者は桜の季節になると毎年思い出す詩で…

文学に言祝ぐ 石橋毅史「本屋」は死なない

「文学に言祝ぐ」は、筆者が心惹かれた本を心の底から推す場所です。今回は石橋毅史「「本屋」は死なない」を推します。  この本は、何か非常に個人的な手記を読んでいる…

文学に言祝ぐ 好きなものに「好きだ」と言っても、「他が嫌いだ」というわけではない。

「文学に言祝ぐ」は、筆者が最高に好きな本を、心の底から推す、そんな場です。今回は、多和田葉子「エクソフォニー 母語の外へ出る旅」を推します。 冒頭の「初めに」の…

文学に言祝ぐ 二.重なる響き、増幅する反響 リービ英雄『千々にくだけて』

「文学に言祝ぐ」は、筆者の心が揺れた本を、心の底から推す、そんな場所です。今回はリービ英雄「千々にくだけて」より『千々にくだけて』を推します。 P.37L.10「静江、…

文学に言祝ぐ 一月 煌めきのように残る記憶

「文学に言祝ぐ」は、筆者が好きな本を、心の底から推す、そんな場所です。  今回は、チョン・ソヨン「となりのヨンヒさん」訳:吉川凪より『となりのヨンヒさん』を推し…

文学に言祝ぐ

文学「に」言祝ぐ、なのか、文学「を」言祝ぐ、なのか、正確なところは知りません。でも、文学「を」だと、一段目線が高い気がして、だからタイトルを、語感の響きも良かっ…