余韻を味わえば選択力が磨かれる
わたしが言うまでもないく、人生は選択の繰り返しだ。
時代を変え場所を変え、幾度となく言われ続けてきたことだが、わたしたちの人生は選択によって作られている。
選択しない日はないだろう。
そして選択するとき、人はたいてい、理論と感覚のどちらか、あるいは両方を加味して判断するのではないだろうか。
今日は、より良い?選択をし、有意義な?人生を送るために、その片翼を担う「感覚」について取り上げたい。
感覚、もといい「直感」を磨くために重要な要素の一つに「余韻を味わう」ことを推す。
余韻とは「体験したあとの自分の感情の動き」だとわたしは考えている。
嬉しいのか悲しいのか、ワクワクしているのか虚しい気分なのか、あるいはその両方なのか。
よくよく自分の感情を見、味わうと、地獄にいながら、天にものぼるような気分を味わっている…なんてこともあるかもしれない。
そんな風に、繊細な動きを繰り返す感情をじっくり味わうことで、自分の中に「データ」が蓄積されていく。
そのデータは判断基準を作り出し、選択という行為を支えている。
すべての選択に、十分な思考と検証が行える時間が与えられるわけではない。そういったときは理論を活用できない可能性が非常に高い。
往々にして、そういった瞬間的な選択が自分の向かう方向に大きな影響を与えているものだ。
直感力が大切だと、実感してきただろうか?
つまり、精度の高い選択を行うために「直感力」を養うことが必要であり、
直感力を磨くために「感情のデータ化」をする。
そして純度の高いデータ化を行うために、「余韻を味わう」。
人生にはもう、これしかない。
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