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『白い肌』と褒める社会の中で

『髪サラサラできれいだね』
『肌、白くて羨ましい』

言われたことがありません。
髪は天パで肌は地黒です。

自分を卑下したいのではありません。
住んでいる地域の移民の方々によって、多様化が進んでいる私の在住地区。見た目を褒めるって、リスクだよねと感じる昨今です。

移民の子どもたちと

息子の通う小学校には、南米からの移民のお子さんが大勢います。

両親が様々なくにのルーツを持ち多国籍国家から来た彼ら。どうしても移民の子どもたちは日本の小学校では目立つんですよね。

日本人にはない髪質の子、日本人より早熟な子、イエローではない肌の子。それらは、文化によって生じるものではなく、生まれ持った特性。生まれ持った人種による見た目の違いは、本人の努力で変わるものではありません。

それにもかかわらず、私たちは特定の肌色や髪質を『美』とし続ける。日本ってまだまだ『見た目主義』です。

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