ファシリテーションを考える。

この記事はアドベントカレンダー2021のために書いています。
ファシリテーションってなんだろうとおもっています。
企業に行くと、スーパーリーダー型ファシリテータがきて、会議で皆の意見を引き出し、拾い、掘り下げ、論点整理し、全員が納得する結論を短い時間で導きだすを期待され、そういう事ができる上司をいかに研修で作れるか?ってのが研修講師に期待されたりします。
海外から日本にくる研修とかにくるプロファシリテーターは、スーパーリーダー型ファシリテータに近いかもしれません。ただよく内容聴いてみると、
”論点整理し、全員が納得する結論を短い時間で導きだす”刃してるのですが、その前段階の、”皆の意見を引き出し、拾い、掘り下げ”は、日本に適応はしてないようです。確かに、米国などは、発言しないやつは無能、とりあえず、自己主張するを是として根本教育が行われてるようにききますので、、会議の場では意見が出ない前提の日本では、”なんで本絵を発言しなんだ。”と怒ってしまうファシリテータもいたとか、。当たり前が違いますね。
言語の壁もあるかと思いますが、、日本において、学校でミーティング?とか、いっても、大体、昨年の踏襲とか、すでにある結論を承認するのが前提で、発言すると、時間が余計にかかると、にらまれるとか、発言した分は現車責任で作業量が増えるとか、発言最小限で思っていることを言わないほうが御身大事になるって経験を多くしてきた人も多く、沈黙は金の格言もあるけど、それより、自発的に発言して、ろくな目にあってない、、ってのもいいのかも、
で、アイスブレイクとか、心理的安全性が大事ってことはいわれていますきて、より、緊張感をほぐすとか、より、心理的安全性を確保するためになにかするという、相対的、動的なことはできます。
しかし、、すべての人が全体的に安心だとかいう、ノーリスク的な安全性はむずかしいので、、基本、リスクやデメリット見つけてそれをやらないリユに、発言を控える人も多いようです。

私自身はNPO国際ファシリテーション協会の理事として、ここ20年ばかりファシリテーションの普及促進を図ってきました。日本でNPOでファシリテーションを名前につけてる最初の団体です。国際ファシリテーション協会ではファシリテーションはグループの可能性を最大限に活かす力としてます。
もちろんファシリテーションの定義は場面により、団体によりいろいろで決して否定するものではありませんが、、逆に言えば、やり方が一つではない。このやり方にこだわるとかではないはずです。
前にリーダーと言うか、HUBとなる、中心となる取りまとめ役がいなくても、参加者相互に、お互いの話を聞き、共通点と相違点をみつけ、では同、打開策、新しい方向性を創造、模索していけるかができればいいような気もしています。で、私の研修ではそれもできてたりする。
たとえ階層別で、参加者が、このいそがしいのになぜ研修でなきゃいけないんだ、の状態からでも、実現可能なときもおおいです。
私が大事にしてるのは、リスクゼロでなくても、
”発言、行動したら、良かった体験”をどれだけするか、で、それが再現しそうな環境をどれだけ作るか?のような気がしています。
おもわず、は諛言したら、おもしろかっった、学びが合った、結構大丈夫だった。体験が合って、、しゃっべって見ようかなという意欲?その気がリスクを追い越せば、活気は出る。
(逆にいえば、障害があってこそ燃える恋はあるように、リスクを超えてでも手に入れたいものがあれば人は動くし、全体安全だと言われても、欲しい物がそこになければ、無駄な努力はしない。動かないのは人としてあるので、、)

それをどう実現するかノウハウは、、別の機会に譲るとして、
顧客満足より従業員満足とも言います。スタッフが頑張ってもろくなことはないって状態で動いてるよりは動きたくなる、積極的に動き活気ある状態にしてから、やり方とかノウハウとか導入しないと、、と、最近のファシリテーションの研修を教えてる教えたがりの先生たちを見てそう思います。

お読みいただいて感謝です。

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