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実母に娘の中学受験を伝えたらしんどくなった

娘は今年中学受験生で、本番を2月に控えている。

我が家が中学受験をしようと思った経緯を説明しておくと、

私自身は中学まで公立で育ち、高校はAO入試、大学は指定校推薦とぬるま湯に浸かりながら生きていたので中受のことなど全く分からないのだが、
夫の生まれた家庭は中受に前向きだった。

実際夫自身が中受をしていたことも大きい。
子供の将来について話をするとき夫から「中高一貫の学校に入れたいから中学受験をしたい」という話は出ていた。

とはいえまずは娘の意思を尊重しよう、ということで、中受をしよう!となる前に色々な学校の文化祭へ行ったり、学校説明会に行って様子を見て、娘自身も行きたい学校が見つかり受験をすることとなった。

義両親は全面的に応援してくれ、「孫ちゃんは今人生の選択肢を増やしているんだね、すごいね」と声をかけてくれる。


受験の話になると重い空気になるのが実母だった。

娘は受験勉強があるため夏休みは帰省できない、と伝えると
「孫ちゃん、かわいそう😢」とLINEが返ってきた。
親に勉強を強いられていて、かわいそうだと思っているようだ。

帰省できないなら私がそちらに行く!と我が家に実母がきたときは、

「お父さん(私の夫)と、孫ちゃんの受験について話した。
お父さんは2、3校しか受験してないのに、孫ちゃんには5、6校受けさせるつもりなんだって。かわいそう!
自分が2、3校しか受けてないなら自分の娘にもそうしてやれよ!!!!!!」
この話し方は実母お得意の、話している間にヒートアップして私をその憎い相手に見立てて怒鳴ってくる手法。

そんなこと私に言われても・・・
そもそも夫が住んでいた地域は現在住んでいる地域と全く異なる。
学校数も少なく、受験しようにも3校くらいしか選択肢のない地域だった。
住んでいる場所も違えば時代も違う。

私が「今住んでいる地域では、本番よりも早めに始まる近隣の地域でお試し受験する人も多いから、我が家もその数も含まれてるんだよ」と説明すると今度は
「教師側としては本当に通う気もないのに受けられるなんてやめてもらいたいと思うけどね!!!!」
と違うベクトルで怒り出したので話にならなかった。

またあるときは、娘の希望で女子校が第一志望だと話したとき、実父は
「心配だなぁ・・・😅」
「それって、お父さん(私の夫)がそうするように誘導しているんじゃなくて?」
信じられない言葉だった。

なんなら私も女子高だったし。
何も知らない外野が何を言っているのだろう。

彼らが言っていることは、
娘の行きたい中学に入りたい!という思いで一生懸命がんばっている努力を、
夫のサポートを間近で見ていたら絶対に言えない言葉だ。

一番モヤモヤするのは、当の本人には気まずくて言う度胸はないから立場の弱い私に言ってくること。
夫の前ではニコニコしているくせに。

幼少期からこうやってサンドバッグにされていたんだなと思うと何度も言われたことを思い出しては沸々と怒りがこみ上げてくる。

いや、普通にすごくない?
子供や孫を応援せずに足を引っ張ってくる親って。



本題はここで終わりだけれど、なぜ実母がそういったことを話してくるのか、自分の気持ちをつらつら書いてみる。

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