子どもの自己肯定感を上げる活動

1 はじめに


日本人はぞ個肯定感が低いと言われています。確かに,なかなか自分に自信を持つことって難しいですよね。子どもに「自分に自信がある人」「自分の良いところが言える人」と聞くと,ほとんどの子どもは自分の良いところを言うとこが出来ません。発表が恥ずかしいとかなら頷けますが,書かせてみても時が止まったようにペンも止まります。

自分に自信がある人は積極的に動けるし,生き生きとしていますよね。アクティブでバイタリティに溢れていて輝いています。どんな時でも自己肯定感が高いということはありませんし,それはそれで問題点も浮かんできますが,安定して自分に自信がある,自分を肯定できる人間になってほしいですよね。

そこで,学活や道徳で使える活動を紹介します。



2 アイスブレイクも兼ねた活動



クラス替えをしたばかりで周りとの関係がさぐりさぐり,あるいはクラスの雰囲気が中だるみしたり良い雰囲気に時にも効果を発揮する活動です。
学活や,内容項目によっては道徳とも絡めてみてもよいでしょう。
やる内容は簡単です。
「お互いの良いところを書きあう活動」
です。

自分の良いところを書くように指示すると,面白いぐらいにペンを走らない集団があります。
なかなか素直に自分の良いところを書けないものです。
しかし,友達の良いところを探して書きなさい。と指示するとずいぶん書くハードルは下がります
時間指定は一分が目安です、
机の上にノートを置いて,人が動く形でテンポよくローテーションで移動して書きに行かせましょう。
普段話す機会がない人からもメッセージももらえて意外な気付きもあります。

これは意外と思春期で多感な時期な生徒にも意外なくらい活動的に動きます。なにより,終わった時の生徒の表情は見ものです。自分の新たな一面を認識したり,本当に自分に自信のない子が安心感を持ったり嬉しそうな表情をします。自己肯定感のない子は人の良いところを見抜くことも苦手な傾向にありますが,自分に良いところがあると感じていないので,自分の良いところを書いてもらえないのでは,書くことがないのではと感じてしまっています。
自分の良いところを書くように指示すると,面白いぐらいにペンを走らない集団があります。
なかなか素直に自分の良いところを書けないものです。
しかし,友達の良いところを探して書きなさい。と指示するとずいぶん書くハードルは下がります。
時間指定は一分が目安です、
机の上にノートを置いて,人が動く形でテンポよくローテーションで移動して書きに行かせましょう。
普段話す機会がない人からもメッセージももらえて意外な気付きもあります。


3 おわりに



あなたたち全員に良いところがあります。ということを先生が自信をもって伝えることも力になります。人生において,自分の長所や強みを聞かれることはほとんどの人があるでしょう。そんな時には,自分には良いところがあるという自信を持つこと。そして,ノートに書いてもらった内容は「友達から見て自分にはこんな良いところがある」というのを感覚的に体感してほしいですね。

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