見出し画像

回帰分析【データ・情報分析力】

「回帰分析」
ある変数と、他の一つまたは複数のヘンスの関係を見る分析

「単回帰分析」
ある変数と一つの変数との関係を見る
(例)アイスの販売数と気温

単回帰分析のグラフ
X軸:説明変数 (例)気温
Y軸:目的変数 (例)販売個数

過去の実績データをプロットして散布図を描く

回帰線
y=ax+b

アイスの販売個数=a(係数)✕気温+b(切片)
※切片‥説明変数に変動されない値

決定係数
0≦R2乗≦1

回帰分析の活用により
目的変数が説明変数によって決まる割合がわかる


表計算ソフトを用いた回帰分析
①データ表作成
分析データの表を作成

②散布図作成
「挿入」タブの「散布図(折れ線の無いもの)」をクリックし散布図を作成

③回帰直線作成
グラフ右の「+」→「近似曲線」→「その他のオプション」とクリックし、「近似曲線書式設定」と表示されるオプションから
「線形近似」「グラフに数式を表示する」「グラフにR-2乗値を表示する」


「重回帰分析」
ある変数と複数の変数の関係を見る
(例)アイスの販売数と気温と天気

ダミー変数
数値ではないものを数値にして記載
(例)天気が晴れの日は「1」それ以外は「0」

重回帰式モデル
y=a1x1+a2x2+・・・+b


Y:目的変数   (アイスの販売個数)
x1:説明変数1  (気温)
x2:説明変数2  (天気)
A1、a2:係数
b:切片


<分析の活用場面>

・どの変数に関係があるかを明らかにすることで、施策検討に活かせる
→予測していない変数同士に関係がある場合や、その反対もあり得る

・変数間の関係を知ることで、知りたい情報の予測ができる
→過去の変数同士の関係を未来の分析に活かせる

<留意点>
・分析の前提条件を揃える
(例)アイスの販売実績は国内と国外で傾向異なる
→傾向の異なる前提条件は。分けて分析したほうが正確な結果を得られる

・有効な変数の組み合わせを見つける
→様々な変数を回帰分析し「t」の絶対値が2以上
 「p」が0.1以下、かつ「R2」が高い組み合わせを探ることで、より予測モデルの精度を上げる


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?