捨てられない男におなりなさい㉛バツイチ夫に出会うまで⑸

そして姉さんにバツイチ夫を勧められた私

その当時私は趣味でマラソンをしており、運動をするのが好きだった

男性のタイプはあまりなかったけど、肥満に対しては敏感だった…

太っている男性は嫌だ!
ただでさえ男の方が寿命が短いのに
太っていたらすぐ死んじゃいそうじゃん!
結婚するなら絶対太っていない人がいい!

そう思っていたのに、姉さんから勧められたのはお腹パンパンな彼…

吉祥寺の商店街でブラブラしていると、好きな服のお店で会い、好きなたいやき屋さんで会い、そして姉の店でも会い…

挨拶くらいはする仲だったけど、まさか付き合うなんて考えてなかった!!

でも一緒に過ごしているうちに、だんだん彼の優しさに包まれる心地良さを感じるようになっていた

そして
太っている彼がかわいくみえてきた笑

自分の中で最も大きかった変化は、
自信が持てるようになってきたこと

彼と一緒に過ごすうちに

私だったら彼と楽しく生きていけるんじゃないか
私だったら彼を幸せにできそう
私だったら健康的に彼を痩せさせることができるような気がする笑

(実際、私と暮らしてから10キロ痩せた笑笑)

という思いが生まれた

そして、当時助産院で働くことを決めかねていた私の背中を押してくれたのも彼がいたからだ

この人と一緒だったら、お互いやりたいことを尊重しながら生きていけそう

自己肯定感がどん底に低かった私が、バツイチ夫と出会い次第に開花していったのだ

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